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シラノ‐ド‐ベルジュラック【Cyrano de Bergerac】🔗🔉

シラノ‐ド‐ベルジュラックCyrano de Bergerac】 ①フランスの文人・自由思想家。空想諷刺小説「月世界物語」「太陽世界物語」など。(1619〜1655) ②1をモデルとしたロスタンの戯曲。1897年初演。醜い鼻を持つ剣客シラノの、従妹ロクサーヌに対する悲恋を描く。日本で翻案された「白野弁十郎」は1926年(大正15)初演。

しら‐は【白刃】🔗🔉

しら‐は白刃】 鞘さやから抜き放った刃。刀身。ぬきみ。日葡辞書「シラハデマイリアワウ」

しら‐は【白羽】🔗🔉

しら‐は白羽】 斑のない真っ白な矢羽やばね。義経記8「黒羽、―、染羽、色々の矢ども風に吹かれて」 ⇒白羽の矢が立つ

しら‐は【白歯】🔗🔉

しら‐は白歯】 ①白い歯。おあん物語「―の首はお歯黒つけて給はれ」 ②(まだ嫁入りしない女は歯を黒く染めなかったからいう)未婚の女。処女。浄瑠璃、新版歌祭文「たくみの底は―のお染」

しら‐はい【白灰】‥ハヒ🔗🔉

しら‐はい白灰‥ハヒ 白い灰水。あく。永久百首「ははそ原露の―さしつれば」

しら‐はえ【白南風】🔗🔉

しら‐はえ白南風】 (九州地方などで)梅雨明けの頃に吹く南風。また、8月頃の昼間吹く南風。しろはえ。〈[季]夏〉

しらはがれ‐びょう【白葉枯病】‥ビヤウ🔗🔉

しらはがれ‐びょう白葉枯病‥ビヤウ 細菌によるイネの主要な病害。葉に黄色条斑を生じ後に白色に枯れ上がる。若い苗に感染すると萎凋いちょう症状をおこす。

しら‐はぎ【白萩】🔗🔉

しら‐はぎ白萩】 ①花の白い萩。〈[季]秋〉 ②ヌマトラノオの異称。

しら‐ばく・れる🔗🔉

しら‐ばく・れる 〔自下一〕 知っていながら知らないふりをする。白しらを切る。しらばっくれる。しらっぱくれる。「どこまでも―・れて通す」

しら‐ばけ【白化け】🔗🔉

しら‐ばけ白化け】 ①わざとありのままに言って、相手の心をとらえること。直化すぐばけ。西鶴織留5「精進腹では酒が呑めぬと―のかる口」 ②あけすけに言うさま。あからさま。通言総籬つうげんそうまがき「―にごふてきをいふな」 ③しらばくれること。歌舞伎、与話情浮名横櫛「その―か黒塀に格子造りのかこひもの」

広辞苑 ページ 10028