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しら‐ばやし【白囃子】🔗🔉

しら‐ばやし白囃子】 修羅しゅら囃子の訛称。

しら‐はり【白張】🔗🔉

しら‐はり白張】 ①糊をかたくつけた白布の狩衣。雑色ぞうしきなどが着用したもの。白張装束。古今著聞集2「―に立烏帽子きたる男の」 ②傘・提灯などの、白紙を張っただけで無地であること。 ⇒しらはり‐じちょう【白張仕丁】 ⇒しらはり‐しょうぞく【白張装束】 ⇒しらはり‐ぢょうちん【白張提灯】

しらはり‐じちょう【白張仕丁】‥チヤウ🔗🔉

しらはり‐じちょう白張仕丁‥チヤウ 白張を着た仕丁。白丁はくちょう⇒しら‐はり【白張】

しらはり‐しょうぞく【白張装束】‥シヤウ‥🔗🔉

しらはり‐しょうぞく白張装束‥シヤウ‥ (→)白張1に同じ。 ⇒しら‐はり【白張】

しらはり‐ぢょうちん【白張提灯】‥ヂヤウ‥🔗🔉

しらはり‐ぢょうちん白張提灯‥ヂヤウ‥ 白張2の、紋などの書いてない提灯。葬式に用いる。 ⇒しら‐はり【白張】

しら‐び【白火】🔗🔉

しら‐び白火】 (産婦は別火で調理することから)産の忌を指す語。血の忌の「あかび」、死の忌の「くろび」に対する。しら不浄。

しら‐ひげ【白髭・白鬚】🔗🔉

しら‐ひげ白髭・白鬚】 白いひげ。万葉集20「ちちのみの父の命みことたくずのの―の上ゆ涙垂り」 ⇒しらひげ‐そう【白鬚草】

しらひげ【白髭・白鬚】🔗🔉

しらひげ白髭・白鬚】 ①白髭明神の略。 ②能。神物。近江国白髭明神の縁起を述べ、天灯竜灯出現の神事を描く。クセは観阿弥の作詞・作曲で、猿楽に曲舞くせまいを取り入れた最初とされる。 ⇒しらひげ‐みょうじん【白髭明神】

しらひげ‐そう【白鬚草】‥サウ🔗🔉

しらひげ‐そう白鬚草‥サウ ユキノシタ科の多年草。山地の湿地に自生。高さ約20センチメートル。根生葉は、ほぼ心臓形でとがり、葉柄が長い。夏、茎頂にウメバチソウに似た白色の五弁花を単生。花弁の縁辺はひげ状に裂ける。 ⇒しら‐ひげ【白髭・白鬚】

しらひげ‐みょうじん【白髭明神】‥ミヤウ‥🔗🔉

しらひげ‐みょうじん白髭明神‥ミヤウ‥ 猿田彦神といい、また、新羅の神という。能「白鬚」に見えるものは滋賀県高島市の白髭神社をいう。 ⇒しらひげ【白髭・白鬚】

広辞苑 ページ 10030