あお‐こ【青粉】_アヲ‥ ①食物を青く色づける粉。青海苔の粉末の類。 ②金魚鉢・養魚池・湖沼などに繁殖して水全体を緑色に彩る微小な藻類。主として藍藻ミクロキスチス属。 あおこ

あお‐こま【青駒】_アヲ‥ ^（→）「あおうま」1に同じ。万葉集2「―の足掻_あがきを速み」

あおさ【石蓴】_アヲ‥ 緑藻類の海藻。日本各地の潮間帯の岩石に着生。葉状体は鮮緑色で扁平。2層の細胞から成る。青海苔の代用とする。アナアオサ。〈[季]春〉 ⇒あおさ‐そう【石蓴藻】

アオザイ【ao dai ベトナム】 ベトナム女性の伝統的な衣服。深いスリットが入った長い上衣にズボンを組み合わせる。 アオザイ

あお‐ざかな【青魚】_アヲ‥ サバ・イワシなど、体表の青光りする魚。青物。

あお‐さぎ【青鷺】_アヲ‥ ①サギの一種。全長約1メートル。背面が灰色で翼は青黒色、後頭に青黒色の長い飾り羽がある。ユーラシア大陸やアフリカに広く分布し、日本では漂鳥。〈[季]夏〉 アオサギ 撮影：小宮輝之 ②馬の毛色の淡青色のもの。

あお‐ざし【青差・青挿】_アヲ‥ 青麦を煎_いり、臼でひいて糸のようによった菓子。枕草子239「―といふ物をもて来るを」

あお‐ざし【青緡・青繦・青差】_アヲ‥ 銭の穴に紺染めの細い麻縄を差し通して銭を結び連ねたもの。→銭差_ぜにさし

あおさ‐そう【石蓴藻】_{アヲ‥サウ} 緑藻植物門の一綱。褐藻・紅藻と共に海藻の主要な群をなす。体色は浅緑色から深緑色で、光合成を行い澱粉_でんぷんを生成する。単細胞または多細胞。連なって1メートルに達することもある。世界に約1000種。アナアオサ・ヒトエグサ・ミル・カサノリなど。 ⇒あおさ【石蓴】