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すい‐もう【吹毛】🔗🔉

すい‐もう吹毛】 ①(毛を吹いて隠れた傷を求める意から)取るに足りない欠点をさがすこと。あらさがし。太平記26「をりふしにつけては―の咎を争うて」 ②(吹きつける毛を切るほどするどい意から)よく切れる剣。太平記10「―を提持して、虚空を截断す」 ⇒すいもう‐の‐なん【吹毛の難】

すい‐もう【衰耗】🔗🔉

すい‐もう衰耗】 「衰耗すいこう」の俗読み。

すいもう‐の‐なん【吹毛の難】🔗🔉

すいもう‐の‐なん吹毛の難】 取るに足りない欠点をさがし非難すること。筑波問答「思ふことをありのままに申せば、さだめて―も多く侍らむ」 ⇒すい‐もう【吹毛】

すい‐もじ【好文字】🔗🔉

すい‐もじ好文字】 (女房詞)好いたお方。

すい‐もじ【推文字】🔗🔉

すい‐もじ推文字】 (女房詞)推量。推測。推察。浄瑠璃、伽羅先代萩「よきに御―願ひ上候」

すい‐もの【吸物】スヒ‥🔗🔉

すい‐もの吸物スヒ‥ 日本料理で、すすり吸うように仕立てたもの。煮立てた出し汁を塩・醤油・味噌などで味つけし、魚肉や野菜を実とする。現在は多くすまし汁をいう。しる。つゆ。〈運歩色葉集〉 ⇒すいもの‐ぜん【吸物膳】 ⇒すいもの‐わん【吸物椀】

すいもの‐ぜん【吸物膳】スヒ‥🔗🔉

すいもの‐ぜん吸物膳スヒ‥ 吸物椀を据えて客に出す膳。 ⇒すい‐もの【吸物】

すいもの‐わん【吸物椀】スヒ‥🔗🔉

すいもの‐わん吸物椀スヒ‥ 吸物を入れる椀。 ⇒すい‐もの【吸物】

すい‐もん【水門】🔗🔉

すい‐もん水門】 貯水池や水路で、洪水防御・用水取入れ・排水など必要に応じて開閉し、水の流出入を調節するために設けた門扉などの構造物。通常、水門の前後は開渠かいきょである。→樋門

すい‐もん【水紋】🔗🔉

すい‐もん水紋】 水面に起こる波紋。また、これに似た模様。

広辞苑 ページ 10434