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すずめ‐ずし【雀鮨】🔗🔉

すずめ‐ずし雀鮨】 もと江鮒えぶなを開いて腹中にすし飯を詰め、その形を雀のようにふくらませた鮨。難波名物。今は小鯛を用いて、棒ずしや押しずしにする。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐だい【雀鯛】‥ダヒ🔗🔉

すずめ‐だい雀鯛‥ダヒ スズメダイ科の海産の硬骨魚。全長約10センチメートル。体は紫黒色。南日本の近海、岩礁の多い所にすむ。福岡では食用。広義にはスズメダイ科魚類の総称。 スズメダイ 提供:東京動物園協会 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐だか【雀鷂】🔗🔉

すずめ‐だか雀鷂】 エッサイの雌。つみ。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐どう‥ダウ🔗🔉

すずめ‐どう‥ダウ (「鎮め堂」の転訛か)肥前などで、新墓の上におおって置く屋形のこと。

すずめ‐のえんどう【雀野豌豆】‥ヱン‥🔗🔉

すずめ‐のえんどう雀野豌豆‥ヱン‥ マメ科の二年草で路傍や芝生の雑草。茎は蔓状、長さ約70センチメートル、全草に細かい毛を生ずる。羽状複葉の頂端は巻鬚まきひげとなり、小葉は3〜8対。春、長い柄を出し、淡紫色の小花を総状につけ、のちエンドウに似た小形の莢さやを生ずる。牧草とする。→からすのえんどう⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐おごけ【雀の尾苔・雀の苧小笥】‥ヲ‥🔗🔉

すずめ‐の‐おごけ雀の尾苔・雀の苧小笥‥ヲ‥ 〔植〕(→)イヨカズラの別名。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐おどりあし【雀の躍り足】‥ヲドリ‥🔗🔉

すずめ‐の‐おどりあし雀の躍り足‥ヲドリ‥ 筆跡の拙いたとえ。狂言、文荷ふみにない「先づは拙い手ぢや。悉皆―を見る様な」 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐かたびら【雀の帷子】🔗🔉

すずめ‐の‐かたびら雀の帷子】 路傍や畑地にごく普通のイネ科の雑草。都会地にも多い。一年草または二年草で冬も青く、早春から緑白色の穂を密につける。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐こ【雀の子】🔗🔉

すずめ‐の‐こ雀の子】 雀の雛鳥ひなどり。俳諧では、特に春に孵化したものをいう。〈[季]春〉 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐す【雀の巣】🔗🔉

すずめ‐の‐す雀の巣】 春、雀が瓦屋根の下などに、藁わら・枯れ草などで作った巣。〈[季]春〉 ⇒すずめ【雀】 ○雀の巣も構うに溜まるすずめのすもくうにたまる (「構う」は巣を作る意)雀がわずかなものをくわえて運んでいても、ついには巣を作りあげるように、少しのものも積もり積もれば多くなる。 ⇒すずめ【雀】 ○雀の千声鶴の一声すずめのせんこえつるのひとこえ つまらぬ者の千言より、すぐれた人の一言がまさっている。 ⇒すずめ【雀】

広辞苑 ページ 10583