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すずめ‐の‐たご【雀の田子・雀の甕】🔗🔉

すずめ‐の‐たご雀の田子・雀の甕】 ガの一種のイラガの繭。卵球形で白く黒斑があり、非常に固く、繭とは思えないのでいろいろな名がある。長径15ミリメートル内外で、樹枝に付着し、中に幼虫または蛹さなぎが入っている。冬、川釣の餌とする。雀のしょうべんたご。雀のさかおけ。たまむし。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐ちゃひき【雀の茶挽】🔗🔉

すずめ‐の‐ちゃひき雀の茶挽】 イネ科の一年草。チャヒキグサ(カラスムギ)に似るが小形。荒地に群生する雑草で、高さ約50センチメートル。葉は線形で白色の軟毛がある。6〜7月頃、多数の緑色小判形の小穂から成る穂をつける。漢名、雀麦。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】‥パウ🔗🔉

すずめ‐の‐てっぽう雀の鉄砲‥パウ イネ科の二年草。水田など、湿地の雑草。高さ約30センチメートル。葉は線形。春、緑色で棒状の花穂をつけ、引きぬくと音がする。雄しべが大きく褐色。雀の枕。雀の槍。 スズメノテッポウ 撮影:関戸 勇 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐なみだ【雀の涙】🔗🔉

すずめ‐の‐なみだ雀の涙】 ごくわずかなもののたとえ。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐ひえ【雀の稗】🔗🔉

すずめ‐の‐ひえ雀の稗】 イネ科の多年草。草地や路傍に多い。高さ30〜50センチメートル。線形の長い葉が根元では向き合い、やや扁平な株を作る。葉と葉鞘に長い毛がある。秋に長い花茎が伸び、上部に小花が2列に密集した花穂を3〜5本、左右に開出してつける。 ⇒すずめ【雀】

すずめ‐の‐まくら【雀の枕】🔗🔉

すずめ‐の‐まくら雀の枕】 〔植〕スズメノテッポウの別称。 ⇒すずめ【雀】

広辞苑 ページ 10584