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すて‐がね【捨て金】🔗🔉

すて‐がね捨て金】 ①無駄に費やす金銭。使っても役に立たない金。むだがね。すてきん。 ②返済を期待しないで貸す金。 ③遊女の身請け、または奉公人の雇入れなどに、支度金として前渡しする金。好色一代男3「柳の馬場の縫箔屋のおさつといへるを―百五十両」

すて‐がね【捨て鐘】🔗🔉

すて‐がね捨て鐘】 ①時の鐘をつき鳴らす前に、注意を与えるため、定数のほかにつき鳴らす鐘の音。江戸では三つ、京坂では一つついた。 ②定まった回数の中に加えない回数。

すて‐かまり【捨屈】🔗🔉

すて‐かまり捨屈】 戦場で、軍隊が退却する際に伏屈ふせかまりの兵を残して置き、敵が近づく時、敵の頭立ったものを遠矢または鉄砲で狙撃そげきさせたもの。

すて‐がみ【捨て髪】🔗🔉

すて‐がみ捨て髪】 新生児の産毛うぶげをそぎすてたもの。

すて‐かわらけ【捨土器】‥カハラケ🔗🔉

すて‐かわらけ捨土器‥カハラケ 酒器からしたたるしずくを受けるかわらけ。したかわらけ。

すて‐かんばん【捨て看板】🔗🔉

すて‐かんばん捨て看板】 路上に置きそのまま放置する看板。すてかん。

す‐てき【素敵】🔗🔉

す‐てき素敵】 (「素敵」は当て字。「素的」「素適」とも書く。テキは接尾語) ①自分の好みに合っていて、心をひきつけられるさま。すばらしいさま。浮世床「壱歩出しやア―なやつが買へらアな」。「―な人」 ②程度や分量がはなはだしいさま。ぎょうさんなさま。浮世床「―と並べやあがつた」 ⇒すてき‐めっぽう【素敵滅法】

すて‐ぎ【捨木・棄木】🔗🔉

すて‐ぎ捨木・棄木(→)籌木ちゅうぎ2に同じ。

すてき‐めっぽう【素敵滅法】‥ポフ🔗🔉

すてき‐めっぽう素敵滅法‥ポフ 「素敵」の意を強めていう語。 ⇒す‐てき【素敵】

すて‐きん【捨て金】🔗🔉

すて‐きん捨て金⇒すてがね

すて‐ぐさ【捨て草】🔗🔉

すて‐ぐさ捨て草】 抜きすてた草。また、無用のもののたとえ。謡曲、松風「海人あまの―いたづらに朽ち増さり行く袂かな」

広辞苑 ページ 10625