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イスラム【Islām アラビア】🔗⭐🔉
イスラム【Islām アラビア】
(「神への服従・帰依」の意。正しくはイスラーム)
①(→)イスラム教に同じ。
②イスラム教に立脚する文明・文化・制度。
③イスラムの世界。イスラム教徒全体。
⇒イスラム‐きょう【イスラム教】
⇒イスラム‐ぎんこう【イスラム銀行】
⇒イスラム‐げんりしゅぎ【イスラム原理主義】
⇒イスラム‐しょこくかいぎ‐きこう【イスラム諸国会議機構】
⇒イスラム‐ていこく【イスラム帝国】
⇒イスラム‐ふっこう【イスラム復興】
⇒イスラム‐ほう【イスラム法】
⇒イスラム‐れき【イスラム暦】
イスラム‐きょう【イスラム教】‥ケウ🔗⭐🔉
イスラム‐きょう【イスラム教】‥ケウ
世界的大宗教の一つ。610〜632年頃、ムハンマドが創始、アラビア半島から東西に広がり、中東から西へは大西洋に至る北アフリカ、東へはイラン・インド・中央アジアから中国・東南アジア、南へはサハラ以南アフリカ諸国に、民族を超えて広がる。サウジ‐アラビア・イラン・エジプト・モロッコ・パキスタンなどでは国教となっている。ユダヤ教・キリスト教と同系の一神教で、唯一神アッラーと預言者ムハンマドを認めることを根本教義とする。聖典はコーラン。信仰行為は五行、信仰箇条は六信にまとめられる。その教えは、シャリーアとして体系化される。法学・神学上の違いから、スンニー派とシーア派とに大別される。中世には、オリエント文明やヘレニズム文化を吸収した独自の文明が成立、哲学・医学・天文学・数学・地理学などが発達し、近代ヨーロッパ文化の誕生にも寄与した。三大聖地はメッカ・メディナ・エルサレム。回教。マホメット教。→五行六信。
⇒イスラム【Islām アラビア】
広辞苑 ページ 1069。