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いずも‐むしろ【出雲筵】イヅモ‥🔗🔉

いずも‐むしろ出雲筵イヅモ‥ 出雲で産する筵。目が粗い。枕草子149「まことの―の畳」 ⇒いずも【出雲】

いずも‐やき【出雲焼】イヅモ‥🔗🔉

いずも‐やき出雲焼イヅモ‥ 出雲国(島根県)松江から産出する楽山らくざん焼と布志名ふじな焼との併称。また、出雲産の陶磁器の総称ともする。 ⇒いずも【出雲】

いず‐ら【何ら】イヅラ🔗🔉

いず‐ら何らイヅラ (ラは場所を漠然とさす接尾語) [一]〔代〕 (不定称指示)どこ。どちら。万葉集15「家人の―とわれを問はばいかに言はむ」 [二]〔感〕 ①(人を促すときの語)さあさあ。どうした。堤中納言物語「―今は中納言の君とのたまへば」 ②(「―は」の形で)どこに行ったのか、どこにもないではないか。古今和歌集雑体「睦言むつごともまだ尽きなくに明けぬめり―は秋の長してふ夜は」

イスラーム【Islām アラビア】🔗🔉

イスラームIslām アラビア⇒イスラム

イスラエル【Israel】🔗🔉

イスラエルIsrael】 (yisrā'ēl ヘブライは「神が支配する」の意) ①旧約聖書に見えるヤコブとその後裔である十二部族の総称。パレスチナの南東方荒地に起こり、前千数百年頃エジプトに居住した人々で、モーセに導かれてエジプトを出、カナンの地に至り、前1012年頃サウルによってイスラエル王国を建設、前926年北のイスラエル王国と南のユダ王国とに分裂。イスラエルは前722年に、ユダは前586年に滅亡、バビロン捕囚の体験を経て、イスラエルの宗教はユダヤ教として発展。 ②シオニズム運動の結果パレスチナに流入したユダヤ人が1948年イギリスの委任統治終了とともに建設した共和国。この国家の存在とパレスチナ国家建設の可否が、中東紛争の中で焦点となってきた。首都はエルサレム(国際的には未承認)。公用語はヘブライ語とアラビア語。面積2万1000平方キロメートル。人口555万(1995)。→西アジア(図)

広辞苑 ページ 1068