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す‐もどり【素戻り】🔗🔉

す‐もどり素戻り】 用事や目的を果たさないで、空しく帰って来ること。日葡辞書「スモドリスル」

す‐もの【素物】🔗🔉

す‐もの素物(→)素札すふだに同じ。

す‐もの【酢物】🔗🔉

す‐もの酢物(→)「すのもの」に同じ。

す‐ものがたり【素物語】🔗🔉

す‐ものがたり素物語】 何のもてなしもせず、ただ話だけをすること。すばなし。狂言、鱸庖丁「我々―では待たれまい程に」

す‐もも【李】🔗🔉

す‐もも】 バラ科サクラ属の落葉小高木。中国原産で、古く日本に渡来し、果樹として栽培。葉は小さく、広披針形または倒卵形。花は白色。果実はモモ様で小さく、酸味を帯びる。生食、またジャムなどにする。種子の仁は苦扁桃くへんとうと同様に薬用。近縁種にセイヨウスモモ(プラム)がある。〈[季]夏〉。「李の花」は〈[季]春〉。万葉集19「わが園の―の花か庭にふるはだれの未だ残りたるかも」 スモモ(実) 提供:ネイチャー・プロダクション スモモ(花) 撮影:関戸 勇

す‐もり【巣守・毈】🔗🔉

す‐もり巣守・毈】 ①孵化しないで巣に残る卵。宇津保物語藤原君「―になり始むる雁の子御覧ぜよ」 ②巣の番をする鳥。独り居残る留守番。また、後に取り残されること。源平盛衰記10「唯一人、島の―と成り果てて」 ⇒すもり‐ご【巣守子】

すもり‐ご【巣守子】🔗🔉

すもり‐ご巣守子(→)「すもり」1に同じ。宇津保物語藤原君「浜千鳥ふみこし浦に―のかへらぬあとは尋ねざらなむ」 ⇒す‐もり【巣守・毈】

スモレット【Tobias George Smollett】🔗🔉

スモレットTobias George Smollett】 イギリスの小説家。旅行趣味と書簡形式とを結びつけ、諷刺とユーモアに富むピカレスク小説を書いた。作「ロデリック=ランダム」「ハンフリー=クリンカー」など。(1721〜1771)

スモン【SMON】🔗🔉

スモンSMON】 (subacute myelo-optico-neuropathy)亜急性脊髄視神経症。腹痛・下痢ののち、下肢に始まって上行する痛みを伴う異常感覚、運動障害、さらに視力障害などを起こす病気。1955年頃から日本各地に発生。原因はキノホルム投薬による中毒で、キノホルム禁止後減少した。

広辞苑 ページ 10732