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すり‐き・れる【摩り切れる】🔗⭐🔉
すり‐き・れる【摩り切れる】
〔自下一〕[文]すりき・る(下二)
すれあって切れる。摩擦して切れる、または減る。「袖口が―・れる」
すり‐くず【磨り屑】‥クヅ🔗⭐🔉
すり‐くず【磨り屑】‥クヅ
金属の細工の際、磨れて出るくず。
すり‐くず・す【磨り崩す】‥クヅス🔗⭐🔉
すり‐くず・す【磨り崩す】‥クヅス
〔他五〕
すりつぶす。すりおろす。
すり‐くだ・く【擂り砕く】🔗⭐🔉
すり‐くだ・く【擂り砕く】
〔他五〕
すってこまかく砕く。すりつぶす。
すり‐こ【磨粉】🔗⭐🔉
すり‐こ【磨粉】
すりくだいた米の粉。更級日記「―などを濃くて流したらむやうに、白き水、早く流れたり」
すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】🔗⭐🔉
すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
①擂鉢で物を擂するのに使う棒。多くは山椒の木を用いる。すりぎ。れんぎ。あたりぎ。
②僧侶をののしっていう語。転じて、一般に人をののしっていう語。傾城買二筋道「この―めら」
③(使用するに従って短くなることから)進歩せずにかえって退歩する人を嘲っていう語。
⇒すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
⇒すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
⇒擂粉木で芋を盛る
⇒擂粉木で腹を切る
すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】🔗⭐🔉
すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
すりこぎの先のように円い頭。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】🔗⭐🔉
すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
陰暦11月、大師講の日。また、その日に降る雪。弘法大師を宿泊させた家の老婆は、食物がないので他人の畑の物を盗んだ。大師は老婆の信心に免じて、その足跡を隠すために呪法で雪を降らせたという伝説。老婆の足に指が無く擂粉木のようであったとも、大師の足が擂粉木のようであったともいう。あとかくし雪。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
○擂粉木で芋を盛るすりこぎでいもをもる
(→)「擂粉木で腹を切る」と同趣意。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
○擂粉木で腹を切るすりこぎではらをきる
不可能なことのたとえ。「連木で腹を切る」「杓子しゃくしで腹を切る」「切匙せっかいで腹を切る」ともいう。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
広辞苑 ページ 10745。