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せい【旌】🔗🔉

せい】 鳥の羽を旗竿はたざおの上につけたはた。また、旗の通称。

せい【清】🔗🔉

せい】 (呉音はショウ、唐音はシン) ①澄んでいること。きよいこと。 ②清音の略。↔濁。 →しん(清)

せい【勢】🔗🔉

せい】 ①いきおい。力。泉鏡花、国貞ゑがく「黒目勝でも―のない、塗つたやうな瞳を流して」 ②兵力。軍隊。愚管抄3「伊勢大神宮を拝み給ひて、美濃・尾張の―を催しおこして」 ③体などの大きさ。背たけ。今昔物語集2「父母、手に捧げて養ひかしづく間やうやく―長じぬ」 ④伊勢国いせのくにの略。

せい【聖】🔗🔉

せい】 (呉音はショウ) ①知徳が最もすぐれ、あまねく事理に通じていること。また、その人。ひじり。→聖人。 ②その道に最も傑出した人。「歌―」 ③天子また天子に関する語にそえて用いる語。 ④㋐けがれなく、尊いこと。「―なる神」 ㋑(Saint)キリスト教の聖者の名に冠する語。「―トマス」 ⑤(「賢」が濁酒を意味するのに対して)清酒。

せい【精】🔗🔉

せい】 (呉音はショウ) ①こまかいこと。くわしいこと。田口卯吉、日本開化小史「論文の―なるは智の洽あまねきにあり」 ②心身の力。元気。また、つとめ、はげむこと。日葡辞書「セイヲツクス」。「―が付く」 ③たましい。不思議な力をもつもの。もののけ。謡曲、杜若かきつばた「われはかきつばたの―なり」 ④精液。〈日葡辞書〉。「―を漏らす」 ⇒精が出る ⇒精が無い ⇒精も根も尽き果てる ⇒精を入る ⇒精を出す ⇒精を励ます

せい【製】🔗🔉

せい】 ①つくること。つくったもの。つくり。こしらえ。和英語林集成初版「キモノノセイ」。「アルミ―」「イギリス―」 ②御製ぎょせい。謡曲、草子洗「聖徳太子は救世のだいせん、片岡山の―をろせいに広め給ふ」

広辞苑 ページ 10784