複数辞典一括検索+
○精が無いせいがない🔗⭐🔉
○精が無いせいがない
何かを実行するだけの元気・気力がない。
⇒せい【精】
せいか‐ぶつ【青果物】‥クワ‥
生の野菜・果物の類の総称。
⇒せい‐か【青果】
せいか‐ぶつ【青化物】‥クワ‥
〔化〕(→)シアン化物の別称。
せいか‐ほう【青化法】‥クワハフ
①金・銀の湿式製錬法の一つ。金銀鉱から金および銀だけを弱いシアン化カリウムまたはシアン化ナトリウム液に溶解させ、金属亜鉛を加えてその上に析出させ、回収する方法。→アマルガム法。
②鉄鋼の表面硬化法の一つ。シアン化カリウムまたはシアン化ナトリウムを用い、浸炭より薄い硬化層を簡単に得るため古くから利用されている。薬焼き。
せいか‐もじ【西夏文字】
西夏語で用いた文字。漢字を基にした音節文字。膨大な量の文学や仏典が残されている。
⇒せい‐か【西夏】
せいが‐もんぜき【清華門跡】‥グワ‥
清華の子弟の入室した門跡。
⇒せい‐が【清華】
せいか‐ゆそう【正貨輸送】‥クワ‥
国際取引決済のため、正貨を海外に輸送すること。
⇒せい‐か【正貨】
せいか‐ゆそうてん【正貨輸送点】‥クワ‥
(→)金現送点に同じ。
⇒せい‐か【正貨】
せいか‐ゆにゅうてん【正貨輸入点】‥クワ‥ニフ‥
金本位制の下で、為替相場が騰貴して、外国の正貨が輸入されるに至る限界点。金貨流入点。
⇒せい‐か【正貨】
せいか‐よう【成化窯】‥クワエウ
中国明代、成化(1465〜1487)年間の景徳鎮官窯かんよう。また、そこで作られた青花(染付)や五彩の磁器。
せいか‐リレー【聖火リレー】‥クワ‥
競技式典で、聖火を掲げて行うリレー。1936年ベルリン‐オリンピック大会の時、発祥地ギリシアのオリンピアから聖火を道筋の各国選手がリレーして大会場に運んだことから起こった行事。
⇒せい‐か【聖火】
せいか‐ろう【栖霞楼】
平安京大内裏の豊楽院ぶらくいん内二楼の一つ。西の霽景せいけい楼と相対する。
せい‐かん【井幹】
(→)井桁いげたに同じ。
せい‐かん【世官】‥クワン
[孟子告子上]世襲する官職。世禄。
せい‐かん【正官】‥クワン
位階に相当する官。
せい‐かん【生還】‥クワン
①危険をくぐりぬけて、生きて還かえること。「―を期する」
②野球で、走者が本塁にかえって得点すること。ホームイン。
せい‐かん【成漢】
五胡十六国の一つ。氐てい族の李特が蜀を中心に建てた国。その子李雄が成都に都した。5世で東晋の桓温に滅ぼされた。成。後蜀。(304〜347)
せい‐かん【西漢】
前漢ぜんかんの別称。
せい‐かん【性感】
性交時における生理的快感。性的感覚。
⇒せいかん‐たい【性感帯】
せい‐かん【青函】
青森と函館。
⇒せいかん‐トンネル【青函トンネル】
⇒せいかん‐れんらくせん【青函連絡船】
せい‐かん【青漢】
大空。平家物語2「堂舎高くそびえて、三重の構へを―の内にさしはさみ」
せい‐かん【星漢】
(「漢」は漢水から転じて、川の意)銀河。天の河。
せい‐かん【穽陥】
おとしあな。陥穽。
せい‐かん【清閑】
①俗事を離れてきよくものしずかなこと。
②手紙文で、相手の閑暇についていう語。「御―のことと拝察申し上げます」
せい‐かん【清澗】
清い流れの谷川。
せいかん【清韓】
江戸初期の臨済宗の僧。字は文英。号は不放子。伊勢の人。初め加藤清正に従ったが、のち東福寺・南禅寺に歴住。豊臣秀頼の命により作った方広寺の鐘銘の中の「国家安康君臣豊楽」の句は大坂冬の陣の端緒となった。(1568〜1621)
せい‐かん【清鑑・清鑒】
曇りのない鑑識。他人の鑑識の尊敬語。「―を乞う」
せい‐かん【盛観】‥クワン
さかんなながめ。盛大なみもの。「儀式の―」
せい‐かん【聖鑑】
聖上の鑑識。天子のおめがね。
せい‐かん【精悍】
[史記游侠伝、郭解]気性が鋭く勇敢なこと。からだつきや動作が鋭く、たくましく見えるさま。「―な面魂つらだましい」
せい‐かん【精管】‥クワン
雄性生殖器の一部。精巣でつくられた精子を生殖孔に輸送する管。輸精管。
せい‐かん【製缶】‥クワン
ボイラーを製作する作業。一般の鋼板製容器・鉄骨構造・クレーン・橋梁の製作などにも応用。
せい‐かん【静閑】
ものしずかなさま。閑静。
せい‐かん【静観】‥クワン
[王維、酬諸公見過詩]
①静かに観察すること。自らは行動することなく、静かに成行きを見守ること。「事態を―する」
②〔哲〕(contemplation)
㋐(→)観想2に同じ。
㋑神秘主義では、感覚的世界の背後にある超感覚的・神的なものを霊魂の目で眺めること。神との合一をも意味する。
せい‐かん【擠陥】
(「擠」「陥」とも、おとしいれる意)悪意で人を罪におしおとすこと。
せい‐がん【正眼】
剣の切先きっさきを相手の眼に向ける構え方。中段の構え。青眼。「―に構える」
せい‐がん【西岸】
西側の岸。
⇒せいがん‐きこう【西岸気候】
⇒せいがん‐きょうかいりゅう【西岸境界流】
せい‐がん【征雁】
飛んで行く雁。旅行く雁。
せい‐がん【青眼】
①[晋書阮籍伝「籍大いに悦び、乃すなわち青眼を見あらわす」]自分の好む人をよろこび迎える心があらわれた目つき。〈伊呂波字類抄〉↔白眼。→青白眼。
②(→)正眼せいがんに同じ。
せい‐がん【清玩】‥グワン
①清らかな鑑賞に供すべきもの。
②他人の鑑賞の尊敬語。
せい‐がん【晴眼】
はっきり見える眼。盲目に対していう。「―者」
せい‐がん【聖顔】
天子の顔。竜顔。
せい‐がん【誓願】‥グワン
①誓いを立てて神仏に祈願すること。がんがけ。「―を立てる」
②仏・菩薩が必ず成しとげようと願い定めた誓い。すべての菩薩に共通する四弘誓願しぐぜいがん(総願)と、個別的な薬師の十二願、弥陀の四十八願、釈迦の五百大願など(別願)がある。本願。
⇒せいがん‐りき【誓願力】
せい‐がん【請願】‥グワン
①こいねがうこと。ねがい出ること。末広鉄腸、雪中梅「太政官の門前に立つて国会の開設を―し」
②国民が損害の救済、公務員の罷免、法律・命令・規則の制定・改廃その他の事項に関し、文書によりその希望を国会・官公署・天皇・地方公共団体の議会に申し出ること。日本国憲法第16条は平穏に請願する権利(請願権)を認め、一般的には請願法(1947年制定)があり、国会法・地方自治法にもこれに関する規定がある。「―書」
→参照条文:日本国憲法第16条
⇒せいがん‐いいん【請願委員】
⇒せいがん‐けん【請願権】
⇒せいがん‐じゅんさ【請願巡査】
ぜい‐かん【税関】‥クワン
開港および税関空港で輸出入貨物の手続審査、関税・噸トン税の賦課徴収、船舶・航空機・輸出入貨物の違法取締り、保税地域の許可などの事務をつかさどる官庁。財務省の地方支分部局の一つ。「―吏」
⇒ぜいかん‐くうこう【税関空港】
⇒ぜいかん‐わたし【税関渡し】
せいがん‐いいん【請願委員】‥グワンヰヰン
帝国議会における貴族院・衆議院の開会中請願に関する事項を審査するため、議員中から互選して設けた常任委員。
⇒せい‐がん【請願】
せいかんいん‐の‐みや【静寛院宮】‥クワンヰン‥
和宮かずのみやの剃髪後の称。
せいかん‐うん【星間雲】
銀河系の円板部にある星間物質が、数十光年の大きさの範囲に集まった天体。
せいがん‐きこう【西岸気候】
大陸の西岸地方に見られる気候の型。東岸気候と比較して、冬は比較的高温多湿、夏は冷涼低湿で、冬と夏との気温差が小さいのが特色。→東岸気候。
⇒せい‐がん【西岸】
せいがん‐きょうかいりゅう【西岸境界流】‥キヤウ‥リウ
大洋の西端(大陸の東側)に形成される風成海流。黒潮・親潮・湾流など。
⇒せい‐がん【西岸】
ぜいかん‐くうこう【税関空港】‥クワン‥カウ
外国からの航空機が国境を越えて飛行する時、着陸(水)する飛行場。税関の検査を受けることを要する。
⇒ぜい‐かん【税関】
せいがん‐けん【請願権】‥グワン‥
「請願2」参照。
⇒せい‐がん【請願】
せいかん‐ざい【制汗剤】
発汗を抑制する薬剤。止汗剤。
せいがん‐ざい【制癌剤】
癌細胞の発育・増殖を抑制する薬。
せいかん‐じ【清閑寺】
京都市東山区にある真言宗の寺。もと天台宗。802年(延暦21)紹継の開基、一条天皇時代、佐伯公行の中興と伝える。慶長(1596〜1615)頃根来寺僧性盛が復興、真言宗となる。境内の郭公亭は西郷隆盛が月照と国事を密議した所。
せいがん‐じ【誓願寺】‥グワン‥
京都市中京区にある浄土宗西山深草派の総本山。初め奈良にあり、665年天智天皇の勅願により恵穏の開基と伝える。後に京都に移り、13世紀初め蔵俊の時、法然に帰依して浄土宗となり、次いで西山派円空の入寺以降深草派の中心となった。豊臣秀吉が現地に移建。
せいがん‐じゅんさ【請願巡査】‥グワン‥
町や村、会社あるいは個人が費用を納めて巡査の配置を請願する制度。また、それによって配置された巡査。1938年廃止。
⇒せい‐がん【請願】
せい‐かんせんしょう【性感染症】‥シヤウ
性行為やそれに類似した行為によって感染する疾患。梅毒・淋菌感染症・軟性下疳・鼠径そけいリンパ肉芽腫症・性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖形コンジローム・エイズなど。性行為感染症。STD
せいかん‐たい【性感帯】
一般的には、感覚的快感を覚える身体の部位のこと。フロイトはこの感覚的快感を性的なものとみなした。
⇒せい‐かん【性感】
せいがんと‐じ【青岸渡寺】
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の寺。山号は那智山。仁徳天皇の時代、裸形上人の創建と伝えるが、12世紀に那智大社の神宮寺として堂宇が整う。西国三十三所第1番の札所。那智観音堂。那智の観音。
せいかん‐トンネル【青函トンネル】
津軽海峡を横断する海底鉄道トンネル。1988年完成。全長53.85キロメートル。世界最長のトンネルであるが、海底部の長さでは世界第2位。
⇒せい‐かん【青函】
せいかん‐ぶっしつ【星間物質】
恒星と恒星との間の空間に存在する物質。希薄なガスに、わずかな微粒子物質が混入したもの。
せいがん‐りき【誓願力】‥グワン‥
仏が因位の修行のとき、すなわち菩薩の時代に誓った本願の力。
⇒せい‐がん【誓願】
せいかん‐れんらくせん【青函連絡船】
津軽海峡を挟んで、青森と函館とを結び、列車も積載した鉄道連絡船。1908年(明治41)から国鉄直営、青函トンネル開通により88年に廃止。
青函連絡船
撮影:関戸 勇
⇒せい‐かん【青函】
せいかんろん‐せいへん【征韓論政変】
1873年(明治6)におきた西郷隆盛の朝鮮遣使への賛否をめぐる政変。西郷・板垣退助・江藤新平らは遣使を主張したが、岩倉具視・大久保利通・木戸孝允らは朝鮮との戦争につながるとして内治優先の立場からこれに反対。結局、前者の意見が敗れ、西郷らは下野し、政府は分裂。明治6年政変。
ぜいかん‐わたし【税関渡し】‥クワン‥
貨物を税関で引き渡す条件の取引契約。
⇒ぜい‐かん【税関】
せい‐き【世紀】
(century)
①西暦で、100年を1単位として区切って数える時代区画。21世紀は2001年から2100年まで。また、100年。「半―」
②(ある特徴をもった)一つづきの年月。時代。「宇宙の―」
③(「―の」の形で)1世紀に一度というほど。「―の大事業」「―の傑作」
⇒せいき‐まつ【世紀末】
せい‐き【正気】
①天地にみなぎっていると考えられている、至公・至大・至正な天地の気。
②正しい気風。
⇒せいき‐の‐うた【正気歌】
せい‐き【正規】
正式にきめられていること。正式の規定。「―の手続き」「―の教育」
⇒せいき‐きょくせん【正規曲線】
⇒せいき‐ぐん【正規軍】
⇒せいき‐こよう【正規雇用】
⇒せいき‐ぶんぷ【正規分布】
せい‐き【生気】
いきいきした気力。活気。「―を取り戻す」
⇒せいき‐ろん【生気論】
せい‐き【生起】
事件または現象がおこること。「新たな問題が―する」
せい‐き【成規】
成文の規則。
せい‐き【西紀】
西洋の紀元。西暦。→紀元
せい‐き【声気】
音声と気色。いきごみ。ようす。
せい‐き【制規】
規則。きまり。
せい‐き【性器】
(→)生殖器に同じ。普通には外生殖器をいう。
⇒せいきてき‐せいかく【性器的性格】
せい‐き【青旗】
昔、中国で酒屋のしるしばた。青帘せいれん。青旆せいはい。
せい‐き【星紀】
陰暦11月の異称。
せい‐き【星期】
中国で1週間のこと。また、日曜日。星期日。
せい‐き【旌旗】
はた。のぼり。日葡辞書「セイキヒ(日)ヲカス(掠)ムル」
せい‐き【清気】
清らかな気。
せい‐き【清規】
⇒しんぎ(清規)
せい‐き【清暉】
清らかな日のひかり。清輝。
せい‐き【盛期】
盛りの時期。
せい‐き【精気】
①万物生成の元気。
②生命の源泉たる元気。精力。日葡辞書「セイキガツ(尽)クル」。「―に満ちたからだ」
③物の純粋な気。たましい。精神。
④精霊。霊鬼。
せい‐き【精鬼】
死者のたましい。精霊。
せい‐き【精機】
精密機械の略。
せい‐ぎ【世議】
世間の議論。世論。
せい‐ぎ【正偽】
正しいことといつわりであること。
せい‐ぎ【正義】
①[荀子正名]正しいすじみち。人がふみ行うべき正しい道。「―を貫く」
②[漢書律暦志上]正しい意義または注解。「尚書―」
③(justice)
㋐社会全体の幸福を保障する秩序を実現し維持すること。プラトンは国家の各成員がそれぞれの責務を果たし、国家全体として調和があることを正義とし、アリストテレスは能力に応じた公平な分配を正義とした。近代では社会の成員の自由と平等が正義の観念の中心となり、自由主義的民主主義社会は各人の法的な平等を実現した。これを単に形式的なものと見るマルクス主義は、真の正義は社会主義によって初めて実現されると主張する。現代ではロールズが社会契約説に基づき、基本的自由と不平等の是正とを軸とした「公正としての正義」を提唱。武者小路実篤、荒野「愛なき―は恐るべし、同情なき―は呪ふべき哉」
㋑社会の正義にかなった行為をなしうるような個人の徳性。
⇒せいぎ‐かん【正義感】
⇒せいぎ‐かん【正義漢】
せい‐ぎ【正議】
正しい議論。道理にかなった議論。
せい‐ぎ【西魏】
中国、北魏が分裂してできた王朝。長安を首都とし、宇文泰を中心に東魏に対抗。北周に禅譲。(534〜556)→北魏→宇文泰
せい‐ぎ【声妓】
うたいめ。げいしゃ。歌妓。
せい‐ぎ【清議】
(清らかな議論の意)後漢の中期から魏晋南北朝時代にかけて、政治の腐敗に対して起こった政治批判の議論。清談の源流。
せい‐ぎ【盛儀】
盛大な儀式。「御大典の―」
せい‐ぎ【精義】
くわしい意義。また、くわしく説き明かすこと。
ぜい‐き【税期】
納税または徴税の時期。
ぜい‐ぎ【筮儀】
易えきの四道の一つ。また、占断法の一つ。筮竹によって卦けを得、その卦に照らして疑いを決し、将来の吉凶を知ること。
せいぎ‐かん【正義感】
正義を重んずる気持。「―に燃える」「―が強い」
⇒せい‐ぎ【正義】
せいぎ‐かん【正義漢】
自分が正義と信じることを通そうとする男。
⇒せい‐ぎ【正義】
せいき‐きょくせん【正規曲線】
任意の実数mと正の数σに対し、次の性質をもつような曲線。直線x=mに関し対称、頂点の座標は(m,1/√(2π)σ
)、xが増加するときx=m−σにおいて下に凸から上に凸に変わる、xが大きくなるとx軸に近づく、x軸との間の面積は1。式は
f(x)=(1/σ√(2π))exp{−(x−m)2/2σ2}
m=0のものをガウス曲線という。
正規曲線
⇒せい‐き【正規】
せいき‐ぐん【正規軍】
義勇兵や臨時の傭兵などでなく、正式の訓練を受けた軍隊。
⇒せい‐き【正規】
せいき‐こよう【正規雇用】
特定の企業でフルタイムで働く直接かつ継続的な雇用関係。↔非正規雇用。
⇒せい‐き【正規】
せい‐きしょう‐がく【生気象学】‥シヤウ‥
生体に及ぼす気象の影響を研究する学問。
せいきてき‐せいかく【性器的性格】
精神分析では、性的発達は口唇期および肛門期を経て、最後に性器に快感を覚える段階に到達すると考えるが、これに到達した比較的安定した性格をいう。
⇒せい‐き【性器】
せいきどう‐ぶんこ【成簣堂文庫】‥ダウ‥
徳富蘇峰が1903年(明治36)以来半生にわたって蒐集した膨大な和漢書の文庫。41年に主婦之友社お茶の水図書館に移管。東京都千代田区神田駿河台。
せいき‐の‐うた【正気歌】
①宋末、元軍に捕らえられた文天祥が、大都(北京)の獄中で作った五言の古詩。忠臣の気概を詠ずる。
②幕末、藤田東湖が作った五言古詩。当時の士気を鼓舞し、尊王の気分を養うのに力があった。吉田松陰の作もある。
⇒せい‐き【正気】
せいき‐ぶんぷ【正規分布】
確率変数の分布曲線が正規曲線であるような分布。ガウス分布。
⇒せい‐き【正規】
せいき‐まつ【世紀末】
(fin de siècle フランス)19世紀末のヨーロッパで、頽廃的・懐疑的・冷笑的な傾向や思潮の現れた時期。また、そういう傾向・思潮の現れる或る社会の没落期。「―的」→デカダンス
⇒せい‐き【世紀】
せい‐きゅう【井臼】‥キウ
井戸と臼。転じて、水をくんだり米をついたりすること。
⇒せいきゅう‐の‐つとめ【井臼の力】
せい‐きゅう【制球】‥キウ
野球で、投手が球を思う所へ投げ得ること。コントロール。「―力」
せい‐きゅう【性急】‥キフ
気短かで落ち着きがないこと。せっかち。「―な催促」「―に結論を出す」
せい‐きゅう【青丘・青邱】‥キウ
朝鮮の異称。もと中国での朝鮮半島の呼称。
せい‐きゅう【青宮】
(「青」は五行で東・春にあてることから)東宮とうぐうの異称。椿説弓張月続編「はやく―を営みて世子に立て」
せい‐きゅう【聖躬】
天子の御身。玉体。聖体。
せい‐きゅう【精究】‥キウ
くわしく研究すること。
せい‐きゅう【請求】‥キウ
①こいもとめること。要求。
②公法上・私法上、相手方に対して一定の行為をすることを要求すること。
⇒せいきゅう‐いぎ‐の‐うったえ【請求異議の訴え】
⇒せいきゅう‐けん【請求権】
⇒せいきゅう‐しょ【請求書】
せいきゅう‐いぎ‐の‐うったえ【請求異議の訴え】‥キウ‥ウツタヘ
〔法〕ある債務名義に基づく強制執行を許さないことを求める訴え。弁済・免除等があったという実体権の存在・内容についての異議、裁判以外の債務名義(公正証書等)ではその成立についての異議を理由とする。
⇒せい‐きゅう【請求】
せいきゅうき【西宮記】
有職故実書。源高明著。村上天皇(926〜967)の頃の恒例および臨時の朝儀や作法・装束・輿車などの事を漢文で記し、実例などを摘挙する。西宮日記。西宮抄。さいぐうき。さいきゅうき。
せいきゅう‐けん【請求権】‥キウ‥
〔法〕他人に対して一定の行為(作為・不作為)を請求しうる権利。
⇒せい‐きゅう【請求】
せいきゅう‐しょ【請求書】‥キウ‥
品物の代価の支払などを請求するために差し出す文書。
⇒せい‐きゅう【請求】
せいきゅう‐の‐つとめ【井臼の力】‥キウ‥
料理など台所の仕事を手ずからすること。雨月物語1「―はたもてなすに足らざれども」
⇒せい‐きゅう【井臼】
せい‐きょ【制挙】
唐代以降、通常の科挙とは別に特別の勅命によって試験し、官吏を登用した制度。制科。
せい‐きょ【逝去】
他人の死の尊敬語。「御―を悼む」
せい‐きょ【清虚】
心がきよらかで私欲のないこと。
せい‐きょ【盛挙】
盛大な計画。盛大な事業。「一大―」
せい‐きょ【静居】
静かに住まうこと。静かなすまい。
せい‐ぎょ【生魚】
①生きている魚。
②新鮮な魚。なまうお。
せい‐ぎょ【成魚】
成長して生殖能力を備えた魚。
せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
①[史記秦始皇本紀「以て海内を制御す」]相手が自由勝手にするのをおさえて自分の思うように支配すること。統御。
②機械や設備が目的通り作動するように操作すること。「自動―」
⇒せいぎょ‐いでんし【制御遺伝子】
⇒せいぎょ‐そうち【制御装置】
⇒せいぎょ‐ばん【制御盤】
⇒せいぎょ‐ぼう【制御棒】
せいぎょ‐いでんし【制御遺伝子】‥ヰ‥
(→)調節遺伝子に同じ。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せい‐きょう【世教】‥ケウ
世の教え。社会の風教。
せい‐きょう【正教】‥ケウ
①正しい宗教。↔邪教。
②ギリシア正教の略。
せい‐きょう【生協】‥ケフ
生活協同組合の略称。
せい‐きょう【西教】‥ケウ
西洋の宗教、すなわちキリスト教。
せい‐きょう【制教】‥ケウ
〔仏〕悪行を禁制する教法。律宗の教判で戒律をいう。経・論による教法を化教けきょうというのに対する。
せい‐きょう【政況】‥キヤウ
政治の状況。
せい‐きょう【政教】‥ケウ
①政治と教育。
②政治と宗教。
⇒せいきょう‐しゃ【政教社】
⇒せいきょう‐じょうやく【政教条約】
⇒せいきょう‐ぶんり【政教分離】
せい‐きょう【清狂】‥キヤウ
①[漢書武五子伝、昌邑哀王賀](蘇林の注「今此の人狂わずして狂者に似る、故に清狂と言う也」による)狂人ではないが言行が狂人に似た者。
②[范仲淹詩]潔白すぎて常軌をはずれること。世俗にとらわれず、自己に忠実なこと。また、その人。
せい‐きょう【清興】
清らかな趣味。上品で風流なたのしみ。多く他人の趣味を褒めていう。
せい‐きょう【盛況】‥キヤウ
(会や催しなどの)盛んなありさま。「満員の―」
せい‐きょう【聖供】
(→)供犠くぎに同じ。
せい‐きょう【聖教】‥ケウ
①聖人の教え。特に、儒教。
②神聖な教え。→しょうぎょう(聖教)
せい‐きょう【誠恐】
恐れつつしむこと。「誠惶せいこう―」
せい‐きょう【精強】‥キヤウ
すぐれて強いこと。「―な部隊」
せい‐ぎょう【世業】‥ゲフ
①代々うけついできた事業。世襲の家業。
②先代から遺された事業。
せい‐ぎょう【正業】‥ゲフ
①まともな職業。かたぎの職業。「―に就く」
②儒教で、先王の正しい典籍。
せい‐ぎょう【生業】‥ゲフ
生活のためのしごと。なりわい。すぎわい。「―に励む」
せい‐ぎょう【成業】‥ゲフ
学業や事業を成就すること。
せい‐ぎょう【盛業】‥ゲフ
盛大な事業。また、家業などが盛んであること。
せい‐ぎょう【聖業】‥ゲフ
①天子の事業。
②神聖な事業。
せい‐きょういく【性教育】‥ケウ‥
性知識や性道徳に関する教育。
せい‐きょういん【正教員】‥ケウヰン
正規の資格をもつ教員。旧制の小学校における本科正教員と専科正教員。↔代用教員
せい‐きょうかい【正教会】‥ケウクワイ
東方正教会。ロシア正教会・ギリシア正教会・シリア正教会、エジプトのコプト正教会などの諸教会の総称。
せいきょう‐しゃ【政教社】‥ケウ‥
国粋主義者の思想団体。1888年(明治21)杉浦重剛・三宅雪嶺・志賀重昂・井上円了らを同人として創立、雑誌「日本人」(のち「日本及および日本人」と改題)を創刊。
⇒せい‐きょう【政教】
せいきょう‐じょうやく【政教条約】‥ケウデウ‥
(→)コンコルダートに同じ。
⇒せい‐きょう【政教】
せい‐きょうと【清教徒】‥ケウ‥
(Puritans)16世紀後半、エリザベス朝時代に、イングランド国教会に残っていたカトリック的要素にあきたらず、カルヴァン主義の立場から信仰と生活の清純を保とうとした人びと。長老派・独立組合教会派・バプテスト派などを含む。その一部は17世紀前半にニュー‐イングランド植民地に移住。ピューリタン。
⇒せいきょうと‐かくめい【清教徒革命】
せいきょうと‐かくめい【清教徒革命】‥ケウ‥
17世紀の中頃、イギリスの清教徒が中心となって行なった市民革命。スチュアート家のチャールズ1世の専制政治に議会が反抗して1642年に内乱が勃発し、クロムウェルらの率いる清教徒を中心とする議会軍が王軍を破り、49年王を処刑して共和制を樹立。のちクロムウェルが護国卿となり、軍事独裁を行なったが、その死後、60年王政に復帰。ピューリタン革命。
⇒せい‐きょうと【清教徒】
せいきょう‐ぶんり【政教分離】‥ケウ‥
信教の自由を保障するために、政治と宗教が相互に介入し合うことを禁止すること。日本国憲法は厳格な政教分離の原則を採用し、国や地方公共団体が特定の宗教に特権を与えたり、財政的援助を供与したり、自ら宗教的活動を行なったりすることを禁止(20条・89条)。
→参照条文:日本国憲法第20条
→参照条文:日本国憲法第89条
⇒せい‐きょう【政教】
せいきょうようろく【聖教要録】‥ケウエウ‥
山鹿素行著。3巻。寛文5年(1665)自序。素行の聖学(古学)を漢文で体系的に述べたもの。幕府にとがめられ素行は赤穂に配流。
→文献資料[聖教要録]
せい‐ぎょき【盛漁期】
ある種類の魚について、1年のうちの漁の盛んな時期。「サケの―」
せい‐きょく【世局】
世のなりゆき。時局。
せい‐きょく【正極】
電気では陽極、磁石では北を指す極。↔負極
せい‐きょく【声曲】
声を用いる音楽。声楽曲。日本の伝統音楽では、主として三味線音楽をいう。
せい‐きょく【政局】
政治の局面。その時の政界の有様。政界のなりゆき。政権にかかわる動向。「―が混乱する」
せい‐ぎょく【青玉】
①サファイアの漢名。
②竹の異称。
せいきょくるいさん【声曲類纂】
音曲書。斎藤月岑げっしん編著。5巻。1847年(弘化4)刊。浄瑠璃を主とした近世邦楽の歴史・人物・曲目などについて多数の文献(そのうち109種の一覧を掲載)を類纂。図絵も多く載せ邦楽研究の好資料。
せいぎょ‐そうち【制御装置】‥サウ‥
機械の全体あるいは一部の動作を制御する装置。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せいぎょ‐ばん【制御盤】
制御や遠隔操作を行うための種々の電気的な操作スイッチ・計器類を1カ所に集めた盤。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せいぎょ‐ぼう【制御棒】‥バウ
原子炉で、核分裂による連鎖反応が適当な割合で進むように炉中へ出し入れする棒。熱中性子を強く吸収するカドミウムやホウ素を多く含む。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せい‐ぎり【精切り】
(セイキリとも)力の及ぶかぎり。精いっぱい。せいぜい。極限。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「人間わづか五十年、首尾よくいつて十年か二十年が―」
せいき‐ろん【生気論】
〔哲〕(vitalism)生命現象の根底には物理・化学の法則だけでは説明できない独特な生命の原理(活力)があるという説。18世紀中頃以後、一部の生理学者・哲学者が唱えた。活力説。→エンテレケイア
⇒せい‐き【生気】
せい‐きん【生擒】
いけどること。いけどり。
せい‐きん【成斤】
律令制で、租稲計量に用いた量目の名。稲1束、すなわち籾もみで今の約4升取れる稲束の量を成斤の1斤とする。↔不成斤
せい‐きん【制禁】
おさえとどめること。禁制。日葡辞書「セイキンスル」
せい‐きん【青衿】
[詩経鄭風、子衿](中国古代の学生が青色の襟の衣服を着たところからいう)学生。
せい‐きん【精勤】
①職務などによくつとめること。
②学校・職場などで、休まずによく出席・出勤すること。「―賞」
せい‐ぎん【清吟】
①清らかな声で吟ずること。また、その吟詠。
②他人の吟詠の尊敬語。
ぜい‐きん【軟錦】
襖や屏風の四周に付けた、やや幅の広い錦の縁取り。
ぜい‐きん【税金】
租税として納める金銭。「―を納める」
ぜい‐ぎん【税銀】
(明治期に用いた語)税として納める金銭。税金。〈和英語林集成初版〉
せいきんかん【成均館】‥クワン
朝鮮王朝時代の1398年、漢城(ソウル)に創建された国立の儒学教育機関。1946年、私立成均館大学となる。
せいきん‐は【星菫派】
星や菫すみれなどに託して恋愛を歌う浪漫詩人の一派。明治後期、雑誌「明星」に拠った与謝野寛・晶子夫妻一派の称。転じて、優美で可憐な詩風の抒情詩人を指していう。
せい‐きんようび【聖金曜日】‥エウ‥
(Good Friday)聖週間中の金曜日。ミサ(聖餐式)を行わず、聖書の受難箇所の朗読と十字架礼拝の典礼を中心に行う。
せい‐く【成句】
①古人の作った詩文の句で、よく知られているもの。「人間到る所青山あり」の類。
②2語以上の結びつきが習慣的に固定し、ある決まった意味を表す句。「腹を割る」「目が高い」の類。
せい‐く【省句】
文章中の句をはぶくこと。また、そのはぶいた句。
せい‐く【清癯】
痩やせて清逸のおもむきがあること。ほっそりとみめよく痩せていること。清痩。
ぜい‐く【贅句】
むだな文句。
せい‐くう【晴空】
はれたそら。あおぞら。晴天。
せい‐ぐう【青宮】
⇒せいきゅう
せいくう‐けん【制空権】
領土・国家の権益を保護するため一定範囲の空中を支配する権力。主として空軍力による。→制海権
せい‐ぐすり【精薬】
精力をつける薬。強精剤。強壮剤。浄瑠璃、国性爺後日合戦「山椒醤油蒲焼で、軍兵共の―」
せい‐くらべ【背比べ・背較べ・背競べ】
せたけをくらべること。たけくらべ。傾城禁短気「この太夫を金と―させて」
せいくる
セイウチの上顎にある長い2本の牙。みずぞうげ。
せい‐くん【正訓】
漢字本来の用法に即した正しいよみかた。
せい‐くん【聖君】
知徳のすぐれた君主。
せい‐くん【聖訓】
聖人のおしえ。また、天子のおしえ。
せい‐くん【請訓】
外国駐在の大公使・使節などが本国政府に訓令を請うこと。↔回訓
せい‐け【清家】
中家ちゅうけと並立した明経みょうぎょう道の儒家である清原家。平安中期、一条天皇の時代に始まる。
せいけ【清家】
姓氏の一つ。
⇒せいけ‐きよし【清家清】
せい‐けい【世系】
①祖先から代々続いている血統。
②系図。系譜。
せい‐けい【正系】
正しい血筋。正しい系統。↔傍系
せい‐けい【正経】
①正しいみち。
②正しい儒道を伝えた書物。
せい‐けい【生計】
くらしを立てるためのてだて。くちすぎ。すぎわい。和漢朗詠集「―抛なげうち来つて詩これ業なり」。「文筆で―を立てる」
⇒せいけい‐ひ【生計費】
⇒せいけいひ‐しすう【生計費指数】
せい‐けい【成形・成型】
①形を作ること。形成。
②素材に一定の形付けをする工程。轆轤ろくろまたは型を用いて陶磁器の素地を作ること。プラスチック工業などでもいう。
③耕地に適当な形をつけて、種まきや植えつけの場所を定めること。平作ひらづくりと畦作うねづくりに大別。
⇒せいけい‐がた【成形型】
⇒せいけい‐しゅじゅつ【成形手術】
⇒せいけい‐ひん【成型品】
せい‐けい【成蹊】
「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」のこと。→とうり(桃季)(成句)
せい‐けい【西経】
イギリスのグリニッジを通る本初子午線を0度として、その西方180度の間。
せい‐けい【姓系】
①氏族の系統。
②系図。姓譜。
せい‐けい【政刑】
政治と刑罰。刑政。
せい‐けい【政経】
政治と経済。「―学部」
せいけい【盛京】
北京遷都前の清の首都。遷都後も陪都として盛京官がおかれた。今の瀋陽。
せい‐けい【聖経】
聖人の述作した書。聖人の言行を記した書。また、万世の典拠たるべき書。
⇒せいけい‐けんでん【聖経賢伝】
せい‐けい【誠敬】
まごころで事にあたり、起居動作をつつしむこと。
せい‐けい【整形】
形をととのえて正しくすること。
⇒せいけい‐げか【整形外科】
せい‐けい【整経】
製織準備工程の一種。織物を織るのに必要な長さの総経糸数を取り揃え、製織に必要な綾をとる工程。
せいけい‐がた【成形型】
陶磁器の形を作るのに用いる模型。石膏製・素焼製・金属製・木製などがある。
⇒せい‐けい【成形・成型】
せいけい‐げか【整形外科】‥クワ
運動器すなわち骨・関節・筋・腱およびそれらに関わる神経の先天的・後天的な形状・機能の異常を研究し、それを予防・矯正することを主な目的とする臨床医学の一分野。治療法として外科手術、種々の物理的方法を用いる。
⇒せい‐けい【整形】
せいけい‐けんでん【聖経賢伝】
聖人述作の書とこれに基づいて賢人が述べた書。
⇒せい‐けい【聖経】
せいけいこう【井陘口】
中国河北省、井陘山中にある隘路あいろ。軍事上の要地で、前204年、楚漢抗争の時、劉邦の臣韓信が趙軍を破り、趙王歇けつを捕らえた古戦場。また、安禄山が唐軍と激戦した所。井陘関。
せい‐けいしつ【性形質】
(→)性徴せいちょうに同じ。
せいけい‐しゅじゅつ【成形手術】
(→)形成手術に同じ。
⇒せい‐けい【成形・成型】
せいけい‐ずほう【星形図法】‥ヅハフ
地図投影法の一種。星形状の輪郭内に一つの極を中心として世界全図を表す方法。
せいけい‐ひ【生計費】
くらしてゆくために必要な費用。生活費。
⇒せい‐けい【生計】
せいけいひ‐しすう【生計費指数】
各家庭の生計費をもとにして算出した一種の物価指数。これと貨幣賃金とを比べれば、その時の生活状態がわかる。
⇒せい‐けい【生計】
せいけい‐ひん【成型品】
合成樹脂類を型に注入し、一定の形状に加工したもの。
⇒せい‐けい【成形・成型】
せいけい‐ろう【霽景楼】
平安京大内裏の豊楽院ぶらくいん内二楼の一つ。東の栖霞せいか楼と相対する。
せい‐げき【正劇】
①(純正な劇の意)川上音二郎が自ら紹介した西欧翻訳劇に付けた呼称。1903年(明治36)の「オセロ」で初めて使用。
②(drame フランス)悲劇・喜劇のどちらにも属さない近代固有の演劇様式。
せい‐げき【静劇】
(static drama)動作を主とせず、気分や舞台上の情調を重視し、少ない台詞で内面的な葛藤を表現する劇。近代劇の特徴で、イプセン・メーテルリンクらのものに多い。
せいけ‐きよし【清家清】
建築家。京都市生れ。東京工大・東京芸大教授。西洋近代主義と日本の伝統美を融合した住宅を設計。著「家相の科学」「やすらぎの住居学」など。(1918〜2005)
⇒せいけ【清家】
せい‐けつ【生血】
いきち。なまち。
せい‐けつ【生訣】
(「訣」は別れの意)互いに生きていながら再会する希望の持てない別れ。生き別れ。生別。
せい‐けつ【生結】
生木で香こうとなるもの。種類は少ない。(嬉遊笑覧)↔死結
せい‐けつ【清潔】
よごれがなくきれいなこと。衛生的なこと。また、人格や品行がきよくいさぎよいこと。蒙求抄4「心中が―な人ぞと云てほめたぞ」。浮世物語「茶の湯は―にしてさはやかなるを本とし」。「―なシャツ」「―な交際」↔不潔
せい‐けつ【猩血】
(ショウケツとも)
①猩猩しょうじょうの血。
②転じて、花などの赤色にたとえる。
せい‐けつ【聖血】
キリスト教で、キリストの血の称。
せい‐けつ【腥血】
(「腥」は生肉の意)なまぐさい血。生血。
せい‐げつ【生月】
生まれた月。うまれづき。
せい‐げつ【霽月】
雨がはれたあとの月。くもりのないさっぱりした心境にたとえる。「光風―」
せい‐けってい【性決定】
生物の性が決定すること。普通、男女(雌雄)のいずれが生じるかの決定。性染色体の受精の際における組合せのほか、ホルモン・温度などの作用等による。細菌ではF因子による。
せい‐けん【生検】
生体から組織の小切片を切りとって、病理学的に調べること。診断の確定のために行われ、特に悪性腫瘍の診断に不可欠。穿刺針を用いて試料を採取するのを針生検という。バイオプシー。
せい‐けん【生絹】
精練されていない絹織物。きぎぬ。すずし。
せい‐けん【生繭】
まだ殺蛹さつよう・乾燥しない繭。なままゆ。↔乾繭
せい‐けん【成犬】
十分に成長した犬。↔幼犬
せい‐けん【制憲】
憲法を制定すること。「―議会」
せい‐けん【政見】
政治を行う上での意見。「―発表」「―放送」
せい‐けん【政権】
政治を行う権力。政治権力。国の統治機関を動かす権力。「政府」とほぼ同義にも用いる。「―を握る」「―担当」
せい‐けん【旌顕】
(「旌」は、あらわす意)人の善行をあらわしあきらかにすること。旌表。
せい‐けん【勢権】
いきおいと権力。権勢。
せい‐けん【靖献】
[書経微子「自ら靖やすんじ、人自ら先王に献ぜん」]臣下として義に安んじ、先王の霊に誠意をささげること。
せい‐けん【聖賢】
①聖人と賢人。知徳の最も傑出した人。
②清酒(聖)と濁酒(賢)。
せい‐けん【精検】
精密検査の略。病気の有無・原因・症状などを、くわしく調べること。
せい‐けん【請見】
⇒しょうけん
せい‐げん【世諺】
世に行われていることわざ。
せい‐げん【正言】
道理にかなった正しいことを言うこと。また、そのことば。文明本節用集「―はこれ重し」
せい‐げん【正弦】
〔数〕(sine)三角関数の一つ。サイン。→三角関数。
⇒せいげん‐かんすう【正弦関数】
⇒せいげん‐きょくせん【正弦曲線】
⇒せいげん‐ていり【正弦定理】
⇒せいげん‐は【正弦波】
せい‐げん【西諺】
西洋のことわざ。
せい‐げん【声言】
①言いふらすこと。言い広めること。
②意見などを公に主張すること。声明。
せい‐げん【制限】
限界・範囲を定めること。また、その限界・範囲。「年齢を―する」「給水―」「―速度」
⇒せいげん‐がいしゃ【制限会社】
⇒せいげんがい‐はっこう【制限外発行】
⇒せいげん‐くんしゅせい【制限君主制】
⇒せいげん‐こうい‐のうりょく【制限行為能力】
⇒せいげん‐こうそ【制限酵素】
⇒せいげん‐せんきょ【制限選挙】
⇒せいげん‐せんそう【制限戦争】




広辞苑 ページ 10806 での【○精が無い】単語。