複数辞典一括検索+

せ‐どり【瀬取】🔗🔉

せ‐どり瀬取】 親船の積荷を小船に移し取ること。

せ‐どり【糴取・競取】🔗🔉

せ‐どり糴取・競取】 同業者の中間に立ち、注文品などを尋ね出し、売買の取次をして口銭をとること。また、その人。

せ‐な【兄な・夫な】🔗🔉

せ‐な兄な・夫な】 (ナは親愛の意の接尾語) ①女が、兄弟・恋人・夫などを親しんで呼ぶ称。せなな。せなの。万葉集11「恨みむと思ひて―はありしかば」 ②(近世、関東方言で)兄。また、長男。せなあ。

せ‐な【背】🔗🔉

せ‐な】 せ。せなか。浄瑠璃、凱陣八島「それがしが―をほとほとと叩かるれば」

せ‐なあ【兄なあ】🔗🔉

せ‐なあ兄なあ】 (セナの長音化) ①兄。誹風柳多留9「はらんだを―なりやこそつれて行き」 ②田舎の若い男。誹風柳多留15「手の内で―吹きがら廻すなり」

せ‐なう‥ナフ🔗🔉

せ‐なう‥ナフ (上代東国方言。セはサ変動詞スの未然形、ナフは打消の助動詞)しない。万葉集20「母父あもししが玉の姿は忘れ―も」

せ‐なか【背中】🔗🔉

せ‐なか背中】 ①背の中央。また、背。 ②背面。うしろ。法華経玄賛淳祐点「背セナカ、胎はらを楂つかみ掣きて」。「本の―」 ⇒せなか‐あわせ【背中合せ】 ⇒せなか‐どし【背中同士】 ⇒背中を押す ⇒背中を向ける

せなか‐あわせ【背中合せ】‥アハセ🔗🔉

せなか‐あわせ背中合せ‥アハセ 二人が後ろ向きになって、背と背とを合わせること。二つの物が反対を向いて接していること。比喩的に、仲の悪いこと。不和。また、二つの物事が裏表の関係にあること。伊勢物語集「のけざまに人におはれし我なれや―に人のなるらむ」。「―にすわる」「生と死は―」 ⇒せ‐なか【背中】

広辞苑 ページ 11125