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そう【宗】🔗🔉

そう】 ①みたまや。転じて、もと。おおもと。祖先。 ②最もすぐれた人。祖に次いで有徳の人。 →しゅう(宗)

そう【宗】🔗🔉

そう】 姓氏の一つ。もと対馬国衙こくがの在庁官人惟宗氏。室町時代、対馬の守護。近世、対馬藩主。朝鮮との交渉・貿易に特権的な地位を保ち、近世、朝鮮通信使の受入れにも当たる。 ⇒そう‐すけくに【宗助国】

そう【奏】🔗🔉

そう】 天子に申し上げること。また、太政官が天皇の裁可を得るために上呈する文書。

そう【相】サウ🔗🔉

そうサウ (呉音) ①すがた。ありさま。外見。形状。 ②物にあらわれた吉凶。また、それを見ること。「水難の―」 ③〔仏〕性質。特徴。現象的なすがた。↔性しょう。 ④〔言〕(→)アスペクト2に同じ。 ⑤〔理〕(phase)物質系の一部がその内部で物理的・化学的に全く同一性質を示す時、その部分が同じ相にあるという。二つ以上の相の間の平衡は相律によって論じられる。 ⑥生花の中段の役枝やくえだの名。 ⑦相模国さがみのくにの略。「相州・武相」 →しょう(相)

そう【草】サウ🔗🔉

そうサウ 草書そうしょの略。また、草仮名そうがなの略。源氏物語「―にも真字まなにも、さまざま珍しきさまに書きまぜ給へり」

そう【荘】サウ🔗🔉

そうサウ (呉音はショウ) ①しもやしき。別宅。「別荘・山荘・旅荘」 ②荘園しょうえん。源氏物語浮舟「因幡守なるが領ろうずる―に」 ③荘周(荘子)のこと。 →しょう(荘・庄)

そう【叟】🔗🔉

そう】 ①おきな。おやじ。老人。宇治拾遺物語6「船に乗りたる―」 ②老人の敬称。

広辞苑 ページ 11360