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そで‐の‐なみ【袖の波】🔗⭐🔉
そで‐の‐なみ【袖の波】
袖に落ちた涙を波にたとえていう語。
そで‐の‐はかぜ【袖の羽風】🔗⭐🔉
そで‐の‐はかぜ【袖の羽風】
袖を振るためにおこる風を鳥の羽風にたとえていう語。新撰六帖1「庭火たく烟もともに立ちぞまふかなづるきねが―に」
そで‐の‐ふち【袖の淵】🔗⭐🔉
そで‐の‐ふち【袖の淵】
袖が涙に深くぬれることを淵にたとえていう語。
そで‐の‐みなと【袖の湊】🔗⭐🔉
そで‐の‐みなと【袖の湊】
①涙にぬれた袖を湊に見立てていう語。式子内親王集「影なれてやどる月かな人しれずよなよな騒ぐ―に」
②博多はかた港の古称。浮世草子、俗つれづれ「―の故郷思ふ筑前の侍」
そで‐の‐わかれ【袖の別れ】🔗⭐🔉
そで‐の‐わかれ【袖の別れ】
男女が互いにまとい交わした袖を解き離して別れること。きぬぎぬのわかれ。万葉集12「白妙の―は惜しけども」
そで‐の‐わたり【袖の渡り】🔗⭐🔉
そで‐の‐わたり【袖の渡り】
宮城県石巻市にあった北上川の渡し場。(歌枕)
そではぎさいもん【袖萩祭文】🔗⭐🔉
そではぎさいもん【袖萩祭文】
浄瑠璃「奥州安達原」の3段目で、安倍貞任の妻袖萩が盲人となり、祭文を語る場面の通称。また、歌舞伎での同場面の通称。「安達三あださん」とも。
そで‐ばしら【袖柱】🔗⭐🔉
そで‐ばしら【袖柱】
①両部鳥居などの本柱の前後にある小柱。控柱。
②親柱の近くに出張って立つ柱。
そで‐はん【袖判】🔗⭐🔉
そで‐はん【袖判】
中世、文書の袖に署した花押かおう。また、袖花押のある文書。多くはその文書の効力の認証や権威づけを意味した。
そでひき‐タバコ【袖引煙草】🔗⭐🔉
そでひき‐タバコ【袖引煙草】
客商売の女が客を誘う手段として、タバコを吸いつけて出すこと。また、そのタバコ。仮名文章娘節用「―であなたのお足を無理にとどめた歌妓つとめの時分」
そで‐びしゃ【袖飛車】🔗⭐🔉
そで‐びしゃ【袖飛車】
将棋の一戦法。飛車をもとの位置から1間左へ移して駒組みすること。
そで‐びょうぶ【袖屏風】‥ビヤウ‥🔗⭐🔉
そで‐びょうぶ【袖屏風】‥ビヤウ‥
(→)袖几帳そでぎちょうに同じ。浮世草子、御前義経記「枕元に―、海風凌ぐなんど」
広辞苑 ページ 11612。