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そら‐いろ【空色】🔗🔉

そら‐いろ空色】 ①そらのけはい。空模様。 ②晴れた空の色。うすあお色。 Munsell color system: 9B7.5/5.5

そら‐うそ【空嘯】🔗🔉

そら‐うそ空嘯】 ①口をすぼめて息をひゅうひゅう吹くこと。また、口笛。日葡辞書「ソラウソヲフク」 ②何となく、うそぶくこと。何気ないさまをすること。

そら‐うそぶ・く【空嘯く】🔗🔉

そら‐うそぶ・く空嘯く】 〔自五〕 ①空を仰いでうそぶく。そらふく。 ②そらとぼけたふうをする。何気ないさまをする。浄瑠璃、出世景清「ちつとつかんで貰ひたしと、―・いてぞゐたりける」

そら‐うたがい【空疑い】‥ウタガヒ🔗🔉

そら‐うたがい空疑い‥ウタガヒ 根拠がないのに疑うこと。邪推。今昔物語集27「嫉妬の心深く―せむは」

そら‐うつぶ・く【空俯く】🔗🔉

そら‐うつぶ・く空俯く】 〔自五〕 そ知らぬさまをしてうつぶく。そらとぼけてうつむく。そらうつむく。

そら‐うで【空腕】🔗🔉

そら‐うで空腕(→)「空腕立て」に同じ。〈文明本節用集〉

そらうで【空腕】🔗🔉

そらうで空腕】 狂言。臆病な太郎冠者が、夜道で相手もいないのに主人の太刀を差し出し命乞いをし、帰ってから仕方話で武勇伝を語って言い繕おうとし、叱られる。

そら‐うでだて【空腕立て】🔗🔉

そら‐うでだて空腕立て】 いつわりの腕自慢。そらうで。狂言、空腕「臆病者の癖として―を申す」

そら‐えい【空酔い】‥ヱヒ🔗🔉

そら‐えい空酔い‥ヱヒ 酒に酔ったふりをすること。そらみだれ。宇津保物語蔵開中「―をして、ただ入りに入るべきぞかし」

そら‐おがみ【空拝み】‥ヲガミ🔗🔉

そら‐おがみ空拝み‥ヲガミ うわのそらでおがむこと。うわべだけ尊敬して丁寧にすること。浮世風呂3「これは―にて、詞づかひもあそばせ尽しなり」

そら‐おしみ【空惜しみ】‥ヲシミ🔗🔉

そら‐おしみ空惜しみ‥ヲシミ 惜しくもないのに惜しいふりをすること。万代和歌集「忘れずななほざりごとを頼めおきて―せしあけぼののそら」

そら‐おそろし・い【空恐ろしい】🔗🔉

そら‐おそろし・い空恐ろしい】 〔形〕[文]そらおそろ・し(シク) (人の将来や世の行く末などについて)はっきりとした根拠があるわけではないが、おそろしい感じである。源氏物語帚木「夢にや見ゆらむと―・しくつつまし」。「―・い子だ」「―・い世相」

広辞苑 ページ 11666