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そら‐ぐもり【空曇り】🔗🔉

そら‐ぐもり空曇り】 空のくもること。

そら‐けいはく【空軽薄】🔗🔉

そら‐けいはく空軽薄】 心にもなく世辞をいうこと。そらぞらしい世辞。浄瑠璃、双生隅田川「笑顔作つて―」

そら‐げんか【空喧嘩】‥クワ🔗🔉

そら‐げんか空喧嘩‥クワ 喧嘩のふりをすること。なれあいの喧嘩。狂言、鴈盗人「お前と身共と内証の―」

そら‐ごころ【空心】🔗🔉

そら‐ごころ空心】 いいかげんな心。うわのそらの心。宇津保物語蔵開中「なでふ―にてかは」

そら‐ごたえ【空答え】‥ゴタヘ🔗🔉

そら‐ごたえ空答え‥ゴタヘ 口さきでよいように答えること。いいかげんなこたえ。宇津保物語国譲中「―をし給ひつつ、さらばと聞き給へば」

そら‐ごと【空言・虚言】🔗🔉

そら‐ごと空言・虚言】 真実でないことば。うそ。竹取物語「かくあさましき―にてありければ」。「―を言う」 ⇒そらごと‐びと【空言人】

そら‐ごと【空事・虚事】🔗🔉

そら‐ごと空事・虚事】 事実にもとづかないこと。つくりごと。「絵―」

そらごと‐びと【空言人】🔗🔉

そらごと‐びと空言人】 うそを言う人。うそつき。宇津保物語初秋「心のうちはよき―なりけりなどいふ」 ⇒そら‐ごと【空言・虚言】

そら‐ざま【空方】🔗🔉

そら‐ざま空方】 空の方。上の方。上向き。平家物語3「髪は―へ生ひあがり」

そら‐ざや【空鞘】🔗🔉

そら‐ざや空鞘】 ①刀身よりも不相応に長いさや。 ②転じて、余裕。ゆとり。日葡辞書「ソラザヤモナイヒト」 ③外面と内容とがくい違うこと。

そら‐ざれ【空戯れ】🔗🔉

そら‐ざれ空戯れ】 わざとふざけたまねをすること。

そら‐さわぎ【空騒ぎ】🔗🔉

そら‐さわぎ空騒ぎ】 そらぞらしく騒ぐこと。からさわぎ。宇津保物語藤原君「殿の人々―すれば」

そらし【藁本・薫蕖】🔗🔉

そらし藁本・薫蕖】 〔植〕(→)アギ(阿魏)の異称。〈本草和名〉

そら‐じ【空路】‥ヂ🔗🔉

そら‐じ空路‥ヂ ①空へ行くみち。心もとない旅路。万葉集15「夢いめのごと道の―に別れする君」 ②空。天空。

そら‐じに【空死に】🔗🔉

そら‐じに空死に】 死んだふりをすること。今昔物語集29「裸にて―をして路傍に臥せりければ」

そらし‐ばた【反らし畑】🔗🔉

そらし‐ばた反らし畑】 休耕中の焼畑地。反そり

広辞苑 ページ 11668