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そら‐つんぼ【空聾】🔗🔉

そら‐つんぼ空聾】 聞こえているのに聞こえないふりをすること。また、そうする人。

そら‐で【空手・虚手】🔗🔉

そら‐で空手・虚手】 年老いて自然に起こる手の痛み。過労・神経痛などによるもの。好色一代女6「此の二三日は―がおこりました」

そら‐どけ【空解け】🔗🔉

そら‐どけ空解け】 結んだ紐などが自然に解けること。しゃらほどけ。人情本、春色辰巳園「この帯は直に―がしていけないよ」

そらとぶ‐えんばん【空飛ぶ円盤】‥ヱン‥🔗🔉

そらとぶ‐えんばん空飛ぶ円盤‥ヱン‥ 円盤のような形に見える、未確認飛行物体。 ○空飛ぶ鳥も落とすそらとぶとりもおとす 権勢のきわめて盛んなたとえ。単に「飛ぶ鳥も落とす」とも。 ⇒そら【空】

そら‐とぼけ【空惚け】🔗🔉

そら‐とぼけ空惚け】 そらとぼけること。そらぼけ。

そら‐とぼ・ける【空惚ける】🔗🔉

そら‐とぼ・ける空惚ける】 〔自下一〕 知っているのに知らないふりをする。しらばくれる。夏目漱石、行人「三沢も―・けて澄ましてゐた」。「―・けて乗り切る」

そら‐と・る【空捕る】🔗🔉

そら‐と・る空捕る】 〔自四〕 鷹などが空で鳥を捕らえる。永久百首「―・らぬ鷹もあらじな」→草取る

そら‐な【空名】🔗🔉

そら‐な空名】 事実でない評判。あだな。うきな。伊勢物語集「常に―立ちければ」

そら‐なき【空泣き】🔗🔉

そら‐なき空泣き】 泣くまねをすること。うそ泣き。大鏡花山「唯今過ぎなば、自ら障りも出でまうで来なむと―し給ひけるは」

そら‐なき【空鳴き】🔗🔉

そら‐なき空鳴き】 鳴くまねをすること。後撰和歌集「天の戸をあけぬあけぬといひなして―しつる鳥の声かな」

そら‐なげき【空嘆き】🔗🔉

そら‐なげき空嘆き】 嘆くふりをすること。源氏物語真木柱「なほ心けさうはすすみて―をうちしつつ」

そら‐なさけ【空情け】🔗🔉

そら‐なさけ空情け】 なさけのあるように見せかけること。うわべだけのなさけ。謡曲、絵馬「恨みしは恋路の―」

そら‐なのり【空名告り】🔗🔉

そら‐なのり空名告り】 名をいつわること。偽名にすること。今昔物語集26「神といふ―をして」

そら‐なみだ【空涙】🔗🔉

そら‐なみだ空涙】 いつわりの涙。悲しそうに見せるための、うその涙。「―を流す」

そら‐なやみ【空悩み】🔗🔉

そら‐なやみ空悩み】 つくりやまい。仮病けびょう。そらやみ。源氏物語藤裏葉「いたう―して」

広辞苑 ページ 11671