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そら‐ぜいもん【空誓文】🔗🔉

そら‐ぜいもん空誓文(→)空起請そらぎしょうに同じ。

そら‐せじ【空世辞】🔗🔉

そら‐せじ空世辞】 口先ばかりの世辞。からせじ。

そらぞら‐し・い【空空しい】🔗🔉

そらぞら‐し・い空空しい】 〔形〕[文]そらぞら・し(シク) 知って知らないふりをする。そらとぼけている。また、見えすいている。わざとらしい。おらが春「鶴亀にたぐへての祝尽しも、厄払ひの口上めきて―・しく思ふからに」。「―・いお世辞」

そら‐だき【空薫・空炷】🔗🔉

そら‐だき空薫・空炷】 ①どこでたくのかわからないように香をたきくゆらすこと。今物語「聴聞の局の木丁の中に、―の香みちて」 ②どこから来るともわからないかおり。夫木和歌抄7「匂ひ来る花橘の―はまがふ蛍の火をやとるらん」 ⇒そらだき‐もの【空薫物】

そらだき‐もの【空薫物】🔗🔉

そらだき‐もの空薫物】 来客のある際、香炉を隠しおき、また、別室に火取りを置いて、客室の方を薫くゆらせるためにたいた香。源氏物語花宴「―いとけぶたうくゆりて」 ⇒そら‐だき【空薫・空炷】

そら‐たずね【空尋ね】‥タヅネ🔗🔉

そら‐たずね空尋ね‥タヅネ 尋ねる心がないのに尋ねること。尋ねるふりをすること。頼政集「われによそへて―せし」

そら‐だち【空立ち】🔗🔉

そら‐だち空立ち】 何もせずに立っていること。〈日葡辞書〉

そら‐だのみ【空頼み】🔗🔉

そら‐だのみ空頼み】 あてにならないことをあてにすること。あいなだのみ。〈日葡辞書〉。「―に終わる」

そら‐だのめ【空頼め】🔗🔉

そら‐だのめ空頼め】 頼みにならないことを頼みに思わせること。蜻蛉日記「定めなく消えかへりつる露よりも―する我は何なり」

そら‐だまり【空騙】🔗🔉

そら‐だまり空騙】 本当であるかのように見せかけ偽ること。そらだるみ。〈日葡辞書〉

そらち【空知】🔗🔉

そらち空知】 北海道中央部にある支庁。夕張山地の西、石狩川の中流域を占める。

そらっ‐とぼ・ける【空っ惚ける】🔗🔉

そらっ‐とぼ・ける空っ惚ける】 〔自下一〕 ソラトボケルの促音化。夏目漱石、虞美人草「あら待つてた癖に―・けて」

そら‐つ‐ひこ【空つ彦】🔗🔉

そら‐つ‐ひこ空つ彦】 皇太子の位にあたる皇子。古事記「この人は天つ彦の御子―そ」→天あまつ彦

広辞苑 ページ 11670