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いち‐の‐みだい【一の御台】🔗🔉

いち‐の‐みだい一の御台】 (「台」は台盤の略)第一に奉る食膳。

いち‐の‐みや【一の宮】🔗🔉

いち‐の‐みや一の宮】 ①(→)「いちのみこ」に同じ。源氏物語桐壺「―を見たてまつらせ給ふにも若宮の御恋しさのみ思ほし出でつつ」 ②各国の由緒あり信仰の篤い神社で、その国の第1位のもの。大宮市の氷川神社を武蔵国の一の宮とした類。今、各地に地名としても存続している。(「うつのみや」もその転訛)

いちのみや【一宮】🔗🔉

いちのみや一宮】 愛知県北西部の市。尾張の一宮真清田ますみだ神社の門前町として発展。毛織物工業の中心。人口37万2千。尾張一の宮。

いち‐の‐もの【一の物・一の者】🔗🔉

いち‐の‐もの一の物・一の者】 ①すぐれた物。すぐれた人。 ②楽所の楽人の筆頭。

いち‐の‐や【一の矢】🔗🔉

いち‐の‐や一の矢】 手に持った2本の矢のうち、第一に放つ矢。

いち‐ば【市場・市庭】🔗🔉

いち‐ば市場・市庭】 ①毎日または定期に商人が集まって、商品の売買を行う場所。市いち。「魚うお―」 市場 撮影:関戸 勇 ②常設の設備があって、おもに日用品・食料品を販売する所。しじょう。マーケット。 ⇒いちば‐せん【市庭銭】 ⇒いちば‐まち【市場町】

いち‐ばい【一倍】🔗🔉

いち‐ばい一倍】 ①ある数量と同じ数量。「―半」 ②ある数量を二つ合わせた数量。倍。2倍。日本永代蔵1「一年―の算用につもり」 ③(副詞的に)いっそう。ひとしお。浄瑠璃、近江源氏先陣館「聞分けよい程助けたさは、胸―に迫れども」。「人―喜ぶ」

いちばく‐じっかん【一暴十寒】🔗🔉

いちばく‐じっかん一暴十寒】 [孟子告子上]1日だけ日光に当てて暖めても、10日寒くしたままでは、良い種子も成長することはできない。たまに好い条件を与えても、普段の条件が悪ければなんにもならない。

いちば‐せん【市庭銭】🔗🔉

いちば‐せん市庭銭】 中世、荘園内の市場に課した税金。江戸時代には市場運上を徴収。 ⇒いち‐ば【市場・市庭】

広辞苑 ページ 1178