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たい‐しょう【対称】🔗🔉

たい‐しょう対称】 (symmetry) ①互いに対応してつりあっていること。相称。 ㋐〔数〕一定点Oを通る直線上で、Oに関しそれぞれ反対の側にあってOから等距離の2点を、Oに関し互いに対称な点といい、Oを対称中心という。また、ある直線または平面αに対する垂線上で、またはαのそれぞれ反対側にあって、それらから等距離の2点を、またはαに関し互いに対称な点といい、またはαをそれぞれ対称軸または対称面という。図形上のすべての点の対称点がその図形自身に含まれるとき、この図形を対称な図形という。→線対称→面対称→点対称 ㋑〔理〕結晶質物質において、結晶面あるいは原子・分子の間にある規則正しい関係の一種。一つの結晶面あるいは原子・分子を、ある他の面によって反射、またはある軸によって回転などした時に、他の結晶面あるいは原子・分子に一致する性質。 ②代名詞の第二人称。 ⇒たいしょう‐いどう【対称移動】 ⇒たいしょう‐しき【対称式】 ⇒たいしょう‐せい【対称性】 ⇒たいしょう‐だいめいし【対称代名詞】 ⇒たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】 ⇒たいしょう‐てき【対称的】 ⇒たいしょう‐めん【対称面】 ⇒たいしょう‐りつ【対称律】

たい‐しょう【対象】‥シヤウ🔗🔉

たい‐しょう対象‥シヤウ ①〔哲〕(object イギリス・Gegenstand ドイツ)認識や意志などの意識作用が向けられる当のもの。物的・心的・実在的・観念的などあらゆるものが対象となりうる。 ②目標となるもの。「攻撃の―となる」 ③客体・客観とほぼ同義。

たい‐しょう【対照】‥セウ🔗🔉

たい‐しょう対照‥セウ ①他と照らし合わせること。見くらべること。くらべ合わすこと。対比。「原文と―する」 ②互いに対立する二つの要素がきわだつこと。コントラスト。「―の妙」 ⇒たいしょう‐げんごがく【対照言語学】 ⇒たいしょう‐じっけん【対照実験】 ⇒たいしょう‐てき【対照的】 ⇒たいしょう‐ほう【対照法】

広辞苑 ページ 11832