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いち‐やく【一役】🔗🔉

いち‐やく一役】 ①一つの役目。〈日葡辞書〉 ②能楽の番組に名を明示せねばならぬとされる重要な役。能のシテ・ワキ・笛・小鼓・大鼓おおつづみ・太鼓と特に重要なアイ。狂言のシテ。

いち‐やく【一躍】🔗🔉

いち‐やく一躍】 ①ひととび。 ②(副詞的に用いる)順序をふまずに進歩または立身すること。躍進すること。「―有名になる」

いちやく‐そう【一薬草】‥サウ🔗🔉

いちやく‐そう一薬草‥サウ イチヤクソウ科の多年草。山林の陰地に自生、観賞用として栽培。葉は厚く根生、冬も枯れない。初夏約20センチメートルの花茎に白色5弁の小花をつける。止血または傷薬とし、毒蛇に咬まれた時、葉をもんだ汁をつければ有効という。ベニバナイチヤクソウなど近似種が多い。カガミソウ。漢名、鹿蹄草。 いちやくそう ベニバナイチヤクソウ 撮影:関戸 勇

いちや‐けんぎょう【一夜検校】‥ゲウ🔗🔉

いちや‐けんぎょう一夜検校‥ゲウ ①江戸時代、千両の金を納めて、にわかに検校になったもの。 ②転じて、にわかに富裕となること。また、その人。俄分限にわかぶげん⇒いち‐や【一夜】

いちや‐ざけ【一夜酒】🔗🔉

いちや‐ざけ一夜酒】 一夜の間に醸造した酒。甘酒など。ひとよざけ。 ⇒いち‐や【一夜】

いちや‐じょう【一夜城】‥ジヤウ🔗🔉

いちや‐じょう一夜城‥ジヤウ 一晩で築き上げたという城。小田原の南、早川の口にある太閤一夜城が名高い。 ⇒いち‐や【一夜】

いちや‐ずし【一夜鮨】🔗🔉

いちや‐ずし一夜鮨】 重しをかけて一夜ていどなじませた鮨。塩・酢で締めた魚をすし飯にのせたもの、アユの腹に飯をつめたものなどがある。〈[季]夏〉 ⇒いち‐や【一夜】

いちや‐だいじん【一夜大尽】🔗🔉

いちや‐だいじん一夜大尽】 急に金持になった人。にわか分限ぶげん。成金なりきん⇒いち‐や【一夜】

いちゃ‐つ・く🔗🔉

いちゃ‐つ・く 〔自五〕 ①男女が交情こまやかに、たわむれあう。東海道中膝栗毛4「―・く様子手にとるやう」。「人前で―・くな」 ②あれやこれやと、ぐずぐずする。ごたごたする。

広辞苑 ページ 1199