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たぎ・つ【滾つ・激つ】🔗🔉

たぎ・つ滾つ・激つ】 〔自四〕 ①水が激しくわきかえる。たぎる。万葉集7「落ち―・つ瀬をさやけみと見に来し吾を」 ②心が激しくわきかえる。万葉集7「嘆きせば人知りぬべみ山川の―・つ心を塞きあへてあるかも」

たき‐つ‐かわ【滝つ川】‥カハ🔗🔉

たき‐つ‐かわ滝つ川‥カハ (→)「たきがわ」に同じ。

たきつぎ‐こう【炷継香】‥カウ🔗🔉

たきつぎ‐こう炷継香‥カウ 香遊びの一つ。御家流の用語で、志野流では炷合せという。室町末期に流行。連歌にならって連衆が季節やその席にふさわしい香木を順次炷き継ぎ、その香銘を和歌によみ、文をつくる。

だき‐つ・く【抱き着く・抱き付く】🔗🔉

だき‐つ・く抱き着く・抱き付く】 〔自五〕 両腕で抱くようにして相手にとりつく。「母親に―・く」

たき‐つけ【焚付け】🔗🔉

たき‐つけ焚付け】 火をたやすく燃えつかせるために用いる枯柴・こっぱなどの類。

たき‐つ・ける【焚き付ける】🔗🔉

たき‐つ・ける焚き付ける】 〔他下一〕[文]たきつ・く(下二) ①火をつけて燃やす。 ②そそのかす。けしかける。「後輩を―・けて不満を言わせる」

たき‐つ‐せ【滝つ瀬】🔗🔉

たき‐つ‐せ滝つ瀬】 (奈良時代にはタギツセ)急流。万葉集13「宇治のわたりの―を見つつ渡りて」 ⇒たきつせ‐の【滝つ瀬の】

たきつせ‐の【滝つ瀬の】🔗🔉

たきつせ‐の滝つ瀬の】 〔枕〕 「はやし(早し)」にかかる。 ⇒たき‐つ‐せ【滝つ瀬】

たぎつひめ‐の‐みこと【湍津姫命】🔗🔉

たぎつひめ‐の‐みこと湍津姫命】 日本神話で、素戔嗚尊すさのおのみことと天照大神との誓約うけいによって生まれた宗像むなかたの三女神の一神。大国主神の妻で、事代主神ことしろぬしのかみの母。

たき‐つぼ【滝壺】🔗🔉

たき‐つぼ滝壺】 滝の落ち込む淵ふち。〈[季]夏〉

たぎ‐てき【多義的】🔗🔉

たぎ‐てき多義的】 一つの語や表現が多くの意味を持つさま。

タキトゥス【Cornelius Tacitus】🔗🔉

タキトゥスCornelius Tacitus】 ローマ帝政初期の歴史家・雄弁家。貴族出身で政治にも活躍。「ゲルマニア」「歴史」「年代記」をはじめ著書が多い。(55頃〜120頃)

広辞苑 ページ 12062