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たち‐さき【太刀先】🔗🔉

たち‐さき太刀先】 ①太刀の刃のさき。きっさき。 ②敵に切りかかる勢い。

たち‐ざけ【立ち酒】🔗🔉

たち‐ざけ立ち酒】 ①出発の際に酒を飲むこと。また、その酒。好色一代男5「そのあけの日は禿かぶろどもが―、さいはひ関送りとて」 ②立ったまま酒を飲むこと。また、その酒。浄瑠璃、女殺油地獄「注ぐも受くるも―をお吉見付けて」 ③婚宴のあと、嫁の立ちぎわに、主客が立ちながら酒を飲む風習。また、その酒。浄瑠璃、心中重井筒「これを限りの―や、樽屋町にぞ迷ひ行く」

たち‐さばき【太刀捌き】🔗🔉

たち‐さばき太刀捌き】 太刀の使いぶり。太刀の扱いよう。

たち‐さまよ・う【立ち徘徊ふ】‥サマヨフ🔗🔉

たち‐さまよ・う立ち徘徊ふ‥サマヨフ 〔自四〕 立ってさまよう。うろつきまわる。源氏物語夕顔「―・ふらむ下つ方思ひやるに」

たち‐さもら・う【立ち候ふ】‥サモラフ🔗🔉

たち‐さもら・う立ち候ふ‥サモラフ 〔自四〕 伺候する。立って警備に奉仕する。万葉集3「皇祖すめろきの神の御門みかどに外の重に―・ひ内の重に仕へ奉りて」

たち‐さ・る【立ち去る】🔗🔉

たち‐さ・る立ち去る】 〔自五〕 立ってその場を去る。立ちのく。

たち‐さわ・ぐ【立ち騒ぐ】🔗🔉

たち‐さわ・ぐ立ち騒ぐ】 〔自五〕 (古くは清音) ①立ってさわぐ。 ②さわぐ。さわぎたてる。→たちとよむ。 ③風や波などが立って大きな音をたてる。

たち‐さわ・る【立ち障る】‥サハル🔗🔉

たち‐さわ・る立ち障る‥サハル 〔自四〕 干渉する。かかわりあう。

たち‐し・く【立ち重く】🔗🔉

たち‐し・く立ち重く】 〔自四〕 重なり立つ。万葉集18「寄する白波いや増しに―・き寄せ来

たち‐しな・う【立ち撓ふ】‥シナフ🔗🔉

たち‐しな・う立ち撓ふ‥シナフ 〔自四〕 しなやかに立つ。万葉集20「―・ふ君が姿を忘れずは」

たち‐じに【立死に】🔗🔉

たち‐じに立死に】 立ったままで死ぬこと。立往生。平家物語7「矢七つ八つ射立てられて―にこそ死ににけれ」

広辞苑 ページ 12187