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たのみ‐こ・む【頼み込む】🔗🔉

たのみ‐こ・む頼み込む】 〔他五〕 ひとに持ち込んで頼む。「借金を―・む」

たのみ‐すくな・し【頼み少なし】🔗🔉

たのみ‐すくな・し頼み少なし】 〔形ク〕 頼りとする所が少なくて心細い。おぼつかない。また、生きられそうもない。源氏物語行幸「年の積りの悩みと思う給へつつ…―・きやうにおぼえ侍れば」

たのみ‐だる【頼み樽】🔗🔉

たのみ‐だる頼み樽】 結納として贈る角樽つのだる。好色一代女5「媒なかだちを入れて―をしかけて送られける」 ⇒たのみ【頼み】

たのみ‐て【頼み手】🔗🔉

たのみ‐て頼み手】 頼んだ方の人。依頼者。 ⇒たのみ【頼み】

たのみ‐でら【頼み寺】🔗🔉

たのみ‐でら頼み寺】 菩提寺ぼだいじ。浄瑠璃、伽羅先代萩「―へ人でもやり…念仏でも唱へて」 ⇒たのみ【頼み】

たのみ‐どころ【頼み所】🔗🔉

たのみ‐どころ頼み所】 たのみとする所。よるべとするところ。たよりどころ。源氏物語帚木「物まめやかに静かなる心の趣ならん寄るべをぞ、つひの―には思ひおくべかりける」 ⇒たのみ【頼み】

たのみ‐の‐つな【頼みの綱】🔗🔉

たのみ‐の‐つな頼みの綱】 苦境の中で頼りにしてよりすがっている人や物。「―が切れる」 ⇒たのみ【頼み】

たのみ‐ふく・る【頼み脹る】🔗🔉

たのみ‐ふく・る頼み脹る】 〔自下二〕 頼みにしてはりきる。源氏物語行幸「この女御殿などおのづから伝へ聞えさせ給ひてむなど、―・れてなむさぶらひつるを」

たのみ‐わた・る【頼み渡る】🔗🔉

たのみ‐わた・る頼み渡る】 〔他四〕 末長く頼みに思う。頼みつづける。源氏物語少女「さりとも人となさせ給ひてんと―・り侍りつるに」

た‐の‐む【田の実】🔗🔉

た‐の‐む田の実】 (タノミの転) ①⇒たのみ。 ②陰暦8月、また、その朔日ついたち。日葡辞書「タノムノツイタチ」 ⇒たのむ‐の‐せつ【田の実の節】 ⇒たのむ‐の‐ひ【田の実の日】

た‐の‐む【田の面】🔗🔉

た‐の‐む田の面】 タノモの転。歌語で、多く「頼む」にかける。秋篠月清集「誰を―の初雁の声」 ⇒たのむ‐の‐かり【田の面の雁】

広辞苑 ページ 12299