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た‐の・む【手飲む】🔗🔉

た‐の・む手飲む】 〔他四〕 手ですくって飲む。歌語で、多く「頼む」にかける。伊勢物語「山城の井手の玉水手にむすび―・みしかひもなき世なりけり」 ○頼む木の下に雨漏るたのむこのもとにあめもる 折角頼みにしたのにその甲斐のないことにいう。 ⇒たの・む【頼む・恃む・憑む】

たのむ‐の‐かり【田の面の雁】🔗🔉

たのむ‐の‐かり田の面の雁】 田の面におりる雁。伊勢物語「みよし野の―もひたぶるに君が方にぞ寄ると鳴くなる」 ⇒た‐の‐む【田の面】

たのむ‐の‐せつ【田の実の節】🔗🔉

たのむ‐の‐せつ田の実の節(→)「田の実」2に同じ。日工にっく集「蓋俗所謂恃怙之節たのむのせつ也」 ⇒た‐の‐む【田の実】

広辞苑 ページ 12300