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いっさんか‐たんそ【一酸化炭素】‥クワ‥🔗🔉

いっさんか‐たんそ一酸化炭素‥クワ‥ 分子式CO 無色・無味・無臭の猛毒な気体。炭素または炭素化合物の不完全燃焼などによって生じ、中毒を起こさせることがある。点火すれば青い炎をあげて燃え二酸化炭素になる。工業的には、水性ガス・メタンの水蒸気による接触改質などの方法で作り、アルコール・ホルムアルデヒドなどの製造原料。 ⇒いっさんか【一酸化】

いっさんかたんそ‐ちゅうどく【一酸化炭素中毒】‥クワ‥🔗🔉

いっさんかたんそ‐ちゅうどく一酸化炭素中毒‥クワ‥ 一酸化炭素を一定量以上吸入した時に起こる中毒現象。空気中に0.05パーセント以上含まれていると急性中毒を起こし、頭痛・めまい・顔面紅潮・悪心おしん・吐き気などに次いで突然人事不省となる。放置すれば呼吸が止まり死ぬ。死に至らない場合でも、記憶喪失・意識障害・痙攣けいれん・運動失調など、中枢神経系に後遺症を残すことがある。家庭の燃料の不完全燃焼、自動車の排気ガス、炭塵爆発事故などが原因。 ⇒いっさんか【一酸化】

いっさんか‐ちっそ【一酸化窒素】‥クワ‥🔗🔉

いっさんか‐ちっそ一酸化窒素‥クワ‥ (→)酸化窒素2に同じ。 ⇒いっさんか【一酸化】

いっさんか‐なまり【一酸化鉛】‥クワ‥🔗🔉

いっさんか‐なまり一酸化鉛‥クワ‥ 酸化鉛(Ⅱ)。化学式PbO 溶融した鉛に空気を送り炉中で酸化させて得られる黄色または橙黄色の粉末。鉛丹・鉛ガラス・陶磁器・釉薬・琺瑯ほうろう・蓄電池などの製造に用いる。密陀僧みつだそう。リサージ。 ⇒いっさんか【一酸化】

広辞苑 ページ 1235