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たま‐ばち【癭蜂】🔗🔉

たま‐ばち癭蜂】 タマバチ科のハチの総称。一般に小形。木の枝や新芽に産卵して虫癭ちゅうえいを生じさせる。クヌギタマバチ・クリタマバチなど。フシバチ。没食子もっしょくし蜂。

たま‐ばはき【玉箒】🔗🔉

たま‐ばはき玉箒】 (タマハハキとも) ①コウヤボウキまたはホウキグサの古名。万葉集16「―刈り来鎌麻呂室の樹と棗なつめが本をかきはかむため」 ②上代、正月初子はつねの日に、蚕室を掃くのに用いた箒の称。万葉集20「初春の初子の今日の―」 ③(飲めば心配を払い除くからいう)酒の異称。

たまははき‐もく【玉箒藻屑】🔗🔉

たまははき‐もく玉箒藻屑】 褐藻類ホンダワラ科の海藻。へら状の小さな葉と球形の気泡をもつ。アジア特産。1950年代以降、養殖牡蠣かきの種苗輸出にともない北アメリカ西海岸やヨーロッパに広がる。

たま‐はやす【玉囃す】🔗🔉

たま‐はやす玉囃す】 〔枕〕 「武庫むこ」(地名)にかかる。万葉集17「―武庫の渡りに天づたふ日の暮れゆけば」

たま‐ひかげ【玉日蔭・玉蘿】🔗🔉

たま‐ひかげ玉日蔭・玉蘿】 ヒカゲノカズラの美称。続詞花和歌集「今日かざす神の斎垣いがきの―」

たま‐ひま【適間】🔗🔉

たま‐ひま適間】 ①朝のこと。秘蔵抄「―におきつつ見れば」 ②たまたま。偶然。

たま‐ひろい【球拾い】‥ヒロヒ🔗🔉

たま‐ひろい球拾い‥ヒロヒ 球技の練習のとき、あちこちに飛んだ球を拾い集めること。また、その役の人。

たま‐ぶち【玉縁】🔗🔉

たま‐ぶち玉縁】 ①美しい縁。また、それで縁どりしたもの。 ②服飾で、布の縁をバイアス‐テープでくるむこと。また、その縁飾り。パイピング。 ③〔建〕竹の節欄間の上下の横木や袖垣などの太い縁材。 ④「たまぶちがさ」の略。 ⇒たまぶち‐がさ【玉縁笠】

たまぶち‐がさ【玉縁笠】🔗🔉

たまぶち‐がさ玉縁笠】 近世、万治(1658〜1661)の頃から流行した女性用の編笠。縁を美しく編んであったからとも、また革で玉縁をとったからともいう。たまぶち。 ⇒たま‐ぶち【玉縁】

たま‐ぶりぶり【玉振振】🔗🔉

たま‐ぶりぶり玉振振(→)振振ぶりぶりに同じ。

広辞苑 ページ 12355