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たむけ‐やま【手向山】🔗🔉

たむけ‐やま手向山】 道路や坂の神など、幣帛をたむけることにきまっている所。またそれのある山。一般的な名から固有名詞になったところも多い。特に奈良市若草山の西方の一部を指す。古今和歌集「このたびはぬさもとりあへず―紅葉の錦神のまにまに」 ⇒た‐むけ【手向け】

たむけやま‐はちまんぐう【手向山八幡宮】🔗🔉

たむけやま‐はちまんぐう手向山八幡宮】 奈良市の手向山にある神社。応神天皇・姫大神・仲哀天皇・神功皇后をまつり、東大寺の鎮守として往古朝廷の崇敬が厚かった。手向山神社。 手向山八幡宮 撮影:的場 啓

た‐む・ける【手向ける】🔗🔉

た‐む・ける手向ける】 〔他下一〕[文]たむ・く(下二) ①神仏や死者の霊に物をささげる。万葉集6「栗栖くるすの小野の萩の花散らむ時にし行きて―・けむ」。「花を―・ける」 ②旅立つ人にはなむけをする。新古今和歌集「老いぬともまたもあはむと行く年に涙の玉を―・けつるかな」

ダム‐こ【ダム湖】🔗🔉

ダム‐こダム湖】 川の流れをダムでせきとめてできた人工湖。

ダム‐サイト【damsite】🔗🔉

ダム‐サイトdamsite】 ダム建設用地。

たむ‐さけ【甜酒】🔗🔉

たむ‐さけ甜酒】 味のよい酒。美酒。うまざけ。神代紀「天の―を醸みて嘗にいなえす」

た‐むし【田虫・頑癬】🔗🔉

た‐むし田虫・頑癬】 白癬はくせん菌の寄生による皮膚疾患。陰嚢・股間に多く発生、初め赤褐色の小結節を生じ、のち輪状に蔓延。かゆみが甚だしい。〈文明本節用集〉

たむしば🔗🔉

たむしば モクレン科の小高木。幹や枝は灰色で、長楕円形の葉を互生。春、コブシに似た6弁の白花をつける。雄しべは多数。秋に細長く凹凸のある集合果をつけ、開裂して真紅の種子を垂下する。山地、特に日本海側の落葉林に生ずる。カムシバ。

た‐むだ・く【拱く】🔗🔉

た‐むだ・く拱く】 〔自四〕 両手をくむ。こまぬく。たんだく。万葉集6「―・きてわれはいまさむ」。類聚名義抄「拱、タムダク・テヲタムタク」

タムタム【tamtam】🔗🔉

タムタムtamtam】 打楽器。東洋の大型の銅鑼どらに起源し、近世ヨーロッパに渡ったもの。銅製の部厚な円盤を1本撥ばちで打つ。

広辞苑 ページ 12369