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だらけ🔗🔉

だらけ 〔接尾〕 その事が多くあるさま、また、そのものにまみれ汚れたさまを表す。日葡辞書「ガクモン(学文)ダラケ」。「ごみ―」「血―」「きず―」

だら・ける🔗🔉

だら・ける 〔自下一〕 ①しまりがなくなる。ゆるむ。「―・けた帯」「教室が―・ける」 ②なまける。おこたる。たゆむ。誹風柳多留7「―・けずに廻つて来なとこしをあて」。「仕事を―・ける」

たら‐こ【鱈子】🔗🔉

たら‐こ鱈子】 タラの卵巣。主にスケトウダラの卵巣を塩蔵したものを指す。〈[季]冬〉

たら‐こぶ【鱈昆布】🔗🔉

たら‐こぶ鱈昆布】 塩鱈の身と刻み昆布で仕立てた汁物。昆布鱈。

タラゴン【tarragon】🔗🔉

タラゴンtarragon】 〔植〕(→)エストラゴンに同じ。

たらし【執・弓】🔗🔉

たらし執・弓】 (トラシの転か。手に執る意)弓ゆみ。平家物語2「たとひ千疋万疋にかへさせ給ふべき御―なりとも、争いかでか御命にかへさせ給ふべき」

たらし【帯】🔗🔉

たらし】 (「垂らし」の意)帯おびの古称。古事記「名に於て帯の字を多羅斯たらしと謂ふ」

たらし【滴】🔗🔉

たらし】 したたらせること。したたり。たれ。「一ひと―」

たらし【誑し】🔗🔉

たらし誑し】 だますこと。また、その人。狂言、入間川「あの―が、やるまいぞやるまいぞ」。「女―」

だらし🔗🔉

だらし (「しだら」の倒語という)しまり。ひきしまり。しだら。浮世床「―もねへくせに」 ⇒だらし‐な・い【だらし無い】

たらし・い🔗🔉

たらし・い 〔接尾〕 名詞や形容詞語幹を受けて形容詞を作る。…のような感じがして、よくない。「嫌味―・い」「長っ―・い」「貧乏―・い」

たらし‐こみ【溜込】🔗🔉

たらし‐こみ溜込】 描画の一技法。色を塗ってまだ乾かないうちに他の色をたらして、色のにじみによって独特の色彩効果を出すもの。墨による場合もある。宗達・光琳派が好んで用いた。

広辞苑 ページ 12388