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たわぶれ‐ごと【戯れ言】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐ごと戯れ言タハブレ‥ (→)「たわむれごと」に同じ。源氏物語帚木「―などのたまひつつ」 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわぶれ‐ごと【戯れ事】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐ごと戯れ事タハブレ‥ (→)「たわむれごと」に同じ。源氏物語椎本「―もまめごとも、同じ心になぐさめかはして過ぐし給ふ」 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわぶれ‐にく・し【戯れにくし】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐にく・し戯れにくしタハブレ‥ 〔形ク〕 冗談にすることができない。うっかりふざけることもできない。古今和歌集雑体「ありぬやと心みがてら逢ひ見ねば―・きまでぞ恋しき」 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわぶれ‐びと【戯れ人】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐びと戯れ人タハブレ‥ よくたわむれる人。うわきもの。宇津保物語藤原君「この侍従も、あやしき―にて」 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわみ【撓み】🔗🔉

たわみ撓み】 たわむこと。外力によって板・棒などの軸方向が曲がる変形。 ⇒たわみ‐かん【撓み管】 ⇒たわみ‐つぎて【撓み継手】

たわみ‐かん【撓み管】‥クワン🔗🔉

たわみ‐かん撓み管‥クワン 自由に屈曲できるように作られた管。可撓かとう管。フレキシブル‐チューブ。 ⇒たわみ【撓み】

たわみずらタハミヅラ🔗🔉

たわみずらタハミヅラ 田や池沼に生える蔓草。ミクリ・ジュンサイ・ヒルムシロなどとする諸説がある。万葉集14「峰ろ田に生はる―引かばぬるぬる吾を言ことな絶え」

たわみ‐つぎて【撓み継手】🔗🔉

たわみ‐つぎて撓み継手】 二つの軸が正確に一直線上にない場合または激しい衝撃や震動を受ける場合に用いる継手。原動機と発電機、電動機と渦巻ポンプなどの直結は多くこれによる。可撓継手。フレキシブル‐カップリング。 ⇒たわみ【撓み】

たわ・む【撓む】🔗🔉

たわ・む撓む】 [一]〔自五〕 ①おされてまがる。しなう。ゆがむ。源氏物語若菜下「枝も―・むばかり咲き乱れたり」 ②つかれていやになる。気力がなくなる。たゆむ。源氏物語梅枝「少し―・みに給へる御気色を、宰相の君は聞き給へど」 [二]〔他下二〕 ⇒たわめる(下一)

広辞苑 ページ 12419