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いっすん‐いた【一寸板】🔗🔉

いっすん‐いた一寸板】 墨掛け厚さ1寸の板。実際は2.5センチメートル。 ⇒いっ‐すん【一寸】

いっすん‐きざみ【一寸刻み】🔗🔉

いっすん‐きざみ一寸刻み】 物事が少しずつ進行するさま。 ⇒いっ‐すん【一寸】 ○一寸先は闇いっすんさきはやみ ちょっと先のことも全く予知できないことのたとえ。 ⇒いっ‐すん【一寸】 ○一寸下は地獄いっすんしたはじごく 「板子一枚下は地獄」に同じ。→板子(成句) ⇒いっ‐すん【一寸】

いっすん‐だめし【一寸試し】🔗🔉

いっすん‐だめし一寸試し】 少しずつためし斬りにすること。一分試し。 ⇒いっ‐すん【一寸】

いっすん‐ど【一寸戸】🔗🔉

いっすん‐ど一寸戸】 戸障子をしめるのに、ぴったりしめず、不作法にいくらかしめ残すこと。また、身分のいやしいもの。下衆げす。 ▷「下衆の一寸、のろまの三寸、馬鹿の明け放し」などと戸のしめかたによって品性を定めるのにいう。誹風柳多留拾遺10「奥様も元を尋ねりや―」 ⇒いっ‐すん【一寸】

いっすん‐のがれ【一寸遁れ】🔗🔉

いっすん‐のがれ一寸遁れ】 責任をその場だけでものがれようとすること。その場のがれ。当座のがれ。 ⇒いっ‐すん【一寸】 ○一寸の光陰軽んずべからずいっすんのこういんかろんずべからず (「光陰」は時間)すこしの時間もむだに費やしてはならない。→少年老い易く学成り難し(「少年」成句) ⇒いっ‐すん【一寸】 ○一寸延びれば尋延びるいっすんのびればひろのびる 当座の困難を何とかして延ばして行けば、先は楽になる。浮世風呂2「―とやらで、寒さの内を凌しのいだら、また能からうヨ」 ⇒いっ‐すん【一寸】 ○一寸の虫にも五分の魂いっすんのむしにもごぶのたましい 小さく弱いものにもそれ相応の意地があるから侮りがたいの意。 ⇒いっ‐すん【一寸】

広辞苑 ページ 1248