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ちゃたて‐むし【茶立虫・茶柱虫】🔗🔉

ちゃたて‐むし茶立虫・茶柱虫】 チャタテムシ目の昆虫の総称。障子などに止まって大顎おおあごで紙を掻くことがあり、その微音が茶を立てる音に似るので名づけられた。体長約2〜8ミリメートル。外観はアブラムシ1に似るが、咀嚼口をもつ。樹幹・朽葉に群生し、地衣類・菌類を食う。屋内では穀類や、紙類の澱粉質を食う。あずきあらい。〈[季]秋〉 ⇒ちゃ‐たて【茶立て】

ちゃ‐だな【茶棚】🔗🔉

ちゃ‐だな茶棚】 茶道具をのせておく棚。

チャタレー‐さいばん【チャタレー裁判】🔗🔉

チャタレー‐さいばんチャタレー裁判】 伊藤整の全訳「チャタレー夫人の恋人」をめぐる裁判。大胆な性描写を理由に1950年猥褻文書頒布罪で起訴、表現の自由が争われたが、57年最高裁で発行者・訳者とも有罪。

チャタレーふじんのこいびと【チャタレー夫人の恋人】‥コヒ‥🔗🔉

チャタレーふじんのこいびとチャタレー夫人の恋人‥コヒ‥ (Lady Chatterley's Lover)D.H.ローレンスの小説。1928年刊。戦争で性的不具者となった貴族の夫をもつ妻が、森番の男との性愛によって生の充実を回復する。奔放な性の描写によって現代人の性生活を批判した作品。チャタレー卿夫人の恋人。→チャタレー裁判

ちゃ‐だんす【茶箪笥】🔗🔉

ちゃ‐だんす茶箪笥】 茶器などの収納具。江戸初期のものは小型で慳貪けんどん蓋のものだったが、幕末以降は戸棚式になる。

ちゃち🔗🔉

ちゃち 安っぽいさま。お粗末。「―な品」

ちゃ‐ちゃ【茶茶】🔗🔉

ちゃ‐ちゃ茶茶】 ①(上方語)お茶。 ②妨害。さまたげ。邪魔。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「横合から敵討の―入る者があると」 ③無分別。 ⇒ちゃちゃ‐ほうちゃ【茶茶ほうちゃ】 ⇒茶茶を入れる

ちゃちゃ‐く・る【ちゃちゃ繰る】🔗🔉

ちゃちゃ‐く・るちゃちゃ繰る】 〔自四〕 (→)「ちちくる」に同じ。「―・り合う」

広辞苑 ページ 12701