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ちり‐の‐み【塵の身】🔗🔉

ちり‐の‐み塵の身】 塵のようにはかない身。古今和歌集「風の上にありか定めぬ―はゆくへも知らずなりぬべらなり」

ちり‐の‐よ【塵の世】🔗🔉

ちり‐の‐よ塵の世】 けがらわしいこの世の中。濁世。俗世界。

チリ‐パウダー【chili powder】🔗🔉

チリ‐パウダーchili powder】 赤唐辛子の粉末に数種類の香辛料を調合した調味料。メキシコ料理やアメリカ合衆国南部の料理に用いる。 ○塵ばかりちりばかり ほんの少しばかり。ちりほど。源氏物語紅葉賀「御覧ぜさせて、ただ―この花びらにと聞ゆるを」 ⇒ちり【塵】

ちり‐ばこ【塵箱】🔗🔉

ちり‐ばこ塵箱】 室内に置いて紙くずなどを入れる箱。ごみばこ。

ちり‐はたき【塵叩き】🔗🔉

ちり‐はたき塵叩き(→)「ちりはらい」に同じ。

ちり‐ばな【散り花】🔗🔉

ちり‐ばな散り花】 ①散った花。落花。夫木和歌抄4「苔の上の庭の―いくかへり嵐につけてふりかはるらむ」 ②花は咲いても果実を結ばない花。むだばな。あだばな。

ちり‐ば・む【塵ばむ】🔗🔉

ちり‐ば・む塵ばむ】 〔自四〕 塵をかぶる。ほこりだらけになる。源氏物語須磨「台盤などもかたへは―・みて」

ちり‐ば・める【鏤める】🔗🔉

ちり‐ば・める鏤める】 〔他下一〕[文]ちりば・む(下二) きざみつける。ほって金銀珠玉などをはめこむ。比喩的にも使う。三蔵法師伝永久点「彫れる楹はしらチリハメたる檻おばしま」。平家物語6「玉をみがき、金銀を―・めて作られたりし西八条殿」。「美辞麗句を―・めた文章」

ちり‐はらい【塵払い】‥ハラヒ🔗🔉

ちり‐はらい塵払い‥ハラヒ 塵を払い去る道具。

ちり‐ひじ【塵泥】‥ヒヂ🔗🔉

ちり‐ひじ塵泥‥ヒヂ (チリヒチとも) ①ちりと泥。ちりあくた。古今和歌集「高き山も、麓の―よりなりて」 ②つまらないもの。宇津保物語藤原君「兵衛が身は何の―にかならむ」

ちりぶくろ【塵袋】🔗🔉

ちりぶくろ塵袋】 辞書。11巻。著者不詳。鎌倉中期、文永〜弘安頃の作という。事物の起源約620条を天象・神祇・諸国など24に分類して問答体で解説。

広辞苑 ページ 12968