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つい‐ねん【追念】🔗🔉

つい‐ねん追念】 ①過去の事を思い出すこと。追思。 ②残念に思うこと。くやしく思うこと。太平記34「旧主先帝の御―をも休めまゐらせらるべき」

つい‐のう【追納】‥ナフ🔗🔉

つい‐のう追納‥ナフ 不足額をあとから追加して納めること。

つい‐の‐こと【終の事】ツヒ‥🔗🔉

つい‐の‐こと終の事ツヒ‥ 結局はそうなること。落ち着くこと。結末。源氏物語夕霧「なだらかならむのみこそ、人は―には侍るめれ」

つい‐の‐すみか【終の住処・終の栖】ツヒ‥🔗🔉

つい‐の‐すみか終の住処・終の栖ツヒ‥ 終生住んでいるべきところ。また、最後にすむ所。死後に落ち着く所。「これがまあ―か雪五尺」(一茶)

つい‐の‐みち【終の道】ツヒ‥🔗🔉

つい‐の‐みち終の道ツヒ‥ 人が最後にゆく道。死出の道。

つい‐の・る【つい乗る】🔗🔉

つい‐の・るつい乗る】 〔自四〕 (ツイは接頭語)すぐ乗る。急ぎ乗る。狂言、宝の槌「此馬に馬道具そへて―・るやうにして打ちいだすほどに」

つい‐の‐わかれ【終の別れ】ツヒ‥🔗🔉

つい‐の‐わかれ終の別れツヒ‥ 最後の別れ。死にわかれ。源氏物語椎本「世のこととして―をのがれぬわざなめれど」

つい‐は【終は】ツヒ‥🔗🔉

つい‐は終はツヒ‥ 〔副〕 ついには。しまいには。

つい‐はく【追白】🔗🔉

つい‐はく追白】 (「白」は申す意)(→)追伸ついしんに同じ。

つい‐ばつ【追罰】🔗🔉

つい‐ばつ追罰】 ①あとから更に罰すること。 ②追討。太平記2「事停滞して武家―の宣旨を下されなば」

つい‐ば・む【啄む】🔗🔉

つい‐ば・む啄む】 〔他五〕 (ツキハムの音便。古くはツイハム)(鳥が)くちばしで物をつついて食う。今昔物語集9「鳥、…面・眼を―・みうがちて」。「餌を―・む」

つい‐はり【突い張り】🔗🔉

つい‐はり突い張り】 (ツキハリの音便)(→)「つっぱり」に同じ。狂言、腰祈「うしろから―をめされい」

つい‐ひ【追肥】🔗🔉

つい‐ひ追肥】 おいごえ。補肥ほひ。「―を施す」

つい‐ひ【追賁】🔗🔉

つい‐ひ追賁】 (「賁」は飾る意)死後に供養してその功徳を飾ること。追善。太平記20「更に称名読経の―をもなすべからず」

つい‐び【追尾】🔗🔉

つい‐び追尾】 ①あとをつけて行くこと。追跡。「ミサイルが敵機を―する」 ②電報指定事項の一つ。受信人が指定の住所に不在の場合、その居所を追って手渡す手続。

広辞苑 ページ 13019