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つが‐ざくら【栂桜】🔗🔉

つが‐ざくら栂桜】 ツツジ科の常緑小低木。中部以北の高山帯に自生。近縁のアオノツガザクラと共に、代表的な高山植物。高さ10〜20センチメートル。葉は小さく線形、裏面は褐色、針葉樹のツガの葉に似る。初夏、淡紅色の小花を開く。花冠は広鐘形で5浅裂。花後、扁球形の蒴果さくかを結ぶ。

つかさ‐くらい【官位】‥クラヰ🔗🔉

つかさ‐くらい官位‥クラヰ 官職と位階。宇津保物語俊蔭「―も辞して」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐こうぶり【官爵】‥カウブリ🔗🔉

つかさ‐こうぶり官爵‥カウブリ ①官職と爵位。官位。竹取物語「御―つかうまつりて」 ②年官と年爵。源氏物語藤裏葉「―なぞ皆そひ給ふ」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐ど・る【掌る・司る】🔗🔉

つかさ‐ど・る掌る・司る】 〔他五〕 (官つかさを取る意) ①官職として担当する。役目として担当する。神代紀「汝が祭祀まつりを―・らむは」 ②支配する。統率する。法華義疏長保点「正まさに三根の声聞に主ツカサドル、是れなり」。〈日葡辞書〉。「神が人の運命を―・る」

つかさ‐な【官名】🔗🔉

つかさ‐な官名】 官職の名。役の名。かんめい。能因本枕草子頭中将のそぞろなる「殿上にも、―をばいはで」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐びと【官人】🔗🔉

つかさ‐びと官人】 官職にある人。役人。孝徳紀「以下の―咸ことごとくに過とが有り」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つか‐ざめ【柄鮫】🔗🔉

つか‐ざめ柄鮫】 鮫の皮の、粒のような突起のある部分。刀の柄に巻く。好色五人女5「―、青磁の道具限りもなく」

つかさ‐めし【司召】🔗🔉

つかさ‐めし司召(→)「司召の除目じもくに同じ。源氏物語賢木「―の頃、この宮の人は給はるべき官も得ず」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】‥ヂ‥🔗🔉

つかさめし‐の‐じもく司召の除目‥ヂ‥ 平安中期以降、京官きょうかんを任命する儀式。毎年秋に行われたので「秋の除目」ともいう。内官の除目。京官の除目。↔県召あがためしの除目 ⇒つかさ【官・司・寮】

広辞苑 ページ 13061