複数辞典一括検索+

つかみ‐なげ【掴み投げ】🔗🔉

つかみ‐なげ掴み投げ】 相撲の手の一つ。腕を伸ばして相手の後ろまわしをつかみ、相手を放り出すように投げるもの。 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐ぼうこう【掴奉公】🔗🔉

つかみ‐ぼうこう掴奉公】 草履取りの奉公を卑しめていう語。浄瑠璃、薩摩歌「―致しても恋しい奴めにま一度と」 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つか‐みほん【束見本】🔗🔉

つか‐みほん束見本】 実際と同じ用紙を用いて作った製本見本。印刷・製本作業に先立ち、装丁・体裁・外形・重さなどを確認するもの。

つか・む【掴む・攫む】🔗🔉

つか・む掴む・攫む】 〔他五〕 ①手の指をまげて、物を強く保持する。法華義疏長保点「背せなかはらを楂ツカミきて」。保元物語「三郎が弓手の草摺をむずと―・んで引き寄せて」。「胸ぐらを―・む」 ②手に入れる。わが物とする。日葡辞書「ザウヒャウ(雑兵)ドモ、ラン(乱)ノトキ、モノヲツカミトル」。「大金を―・む」「情報を―・んだ」 ③相手を理解し自分に惹き付けた後、離れていかないようにする。掌握する。「読者の心を―・む」「人心を―・む」 ④物事の要点をとらえる。理解する。「大意を―・む」 ⑤女郎買いをする。浄瑠璃、本朝三国志「小磯さま―・んでこい」

つかもと【塚本】🔗🔉

つかもと塚本】 姓氏の一つ。 ⇒つかもと‐くにお【塚本邦雄】

つかもと‐くにお【塚本邦雄】‥ヲ🔗🔉

つかもと‐くにお塚本邦雄‥ヲ 歌人。滋賀県生れ。彦根高商卒。反現実的美学に基づく前衛的な作歌で戦後歌壇の一翼を形成。「水葬物語」「水銀伝説」など。(1922〜2005) ⇒つかもと【塚本】

つが‐も‐な・い🔗🔉

つが‐も‐な・い 〔形〕 (「つがなし」を強めていう語) ①すじみちが立たない。とんでもない。莫切自根金生木きるなのねからかねのなるき「なんでも高い方へ落すから、技倆一倍―・く高く積りやれ」。尾崎紅葉、紅子戯語「死なばまさに無縁の亡者つがもネヱ」 ②あってはならないことである。不都合である。 ③(他をののしって)たわいもない。ばかばかしい。浄瑠璃、八百屋お七「ハイ―・い事ばかり」 ④すばらしい。洒落本、真女意題「―・くありがてへ」

広辞苑 ページ 13067