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つかみ‐からげ【掴み絡げ】🔗🔉

つかみ‐からげ掴み絡げ】 遊女の道中などの時、襠うちかけのすそなどをつまみ上げること。浄瑠璃、傾城島原蛙合戦「―に脛見えて」 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐きん【掴み金】🔗🔉

つかみ‐きん掴み金】 きちんと額を定めず、大雑把に与える金銭。 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐ころ・す【掴み殺す】🔗🔉

つかみ‐ころ・す掴み殺す】 〔他五〕 手でつかんで殺す。刃物を使わずに素手すでであっさり殺す。

つかみ‐ざし【掴み差し】🔗🔉

つかみ‐ざし掴み差し】 ①刀を無造作に腰に差すこと。 ②江戸時代に女性が簪かんざしを2本そろえて差したこと。 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つか‐みじか【柄短】🔗🔉

つか‐みじか柄短】 柄の短いこと。また、そのもの。↔柄長つかなが

つかみ‐だか【掴高】🔗🔉

つかみ‐だか掴高】 ①江戸時代、検地にもれた一村落を一掴みにしていくらと決めた石こく高。 ②(→)刈高かりだかに同じ。 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐だ・す【掴み出す】🔗🔉

つかみ‐だ・す掴み出す】 〔他五〕 ①物をつかんで外へ出す。「箱からりんごを―・す」 ②無造作にとらえてつき出す。「ペットを室外に―・す」

つかみ‐つ・く【掴み付く】🔗🔉

つかみ‐つ・く掴み付く】 〔自四〕 つかんで勢い強くとりつく。つかみかかる。平家物語9「乗せじとする船に取り付き、―・き」

つかみ‐づら【掴み面】🔗🔉

つかみ‐づら掴み面】 欲ばった顔つきをののしっていう語。また、欲ばり者。浄瑠璃、卯月潤色「この―兄弟がお亀女夫を踏付けに虐待せこめ廻すといふ事を」 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐どころ【掴み所】🔗🔉

つかみ‐どころ掴み所】 つかむべき所。とらえどころ。てがかり。「―がない」 ⇒つかみ【掴み・攫み】

つかみ‐どり【掴み取り】🔗🔉

つかみ‐どり掴み取り】 ①無造作につかんで取ること。手で一度につかんだ物を取ること。「魚を―する」 ②むさぼって多く取ること。ぼろい儲け。日本永代蔵1「今此の娑婆に―はなし」 ⇒つかみ【掴み・攫み】

広辞苑 ページ 13066