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つくし‐えびら【筑紫箙】🔗🔉

つくし‐えびら筑紫箙】 木材を曲げて、方立ほうだてと端手はたてを作りつけにした箙。九州地方で多く狩猟に用いた。→角箙つのえびら⇒つくし【筑紫】

つくし‐がく【筑紫楽】🔗🔉

つくし‐がく筑紫楽】 鎌倉時代から、北九州に行われた寺院の雅楽。室町末期に衰えたが、筑紫流箏曲の母胎となった。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐がた【筑紫潟】🔗🔉

つくし‐がた筑紫潟】 有明海ありあけかいの別称。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐がも【筑紫鴨】🔗🔉

つくし‐がも筑紫鴨】 カモの一種。大形で美しく、日本には冬鳥として渡来し、九州有明海では毎年見られる。 ツクシガモ 撮影:小宮輝之 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐かん【筑紫館】‥クワン🔗🔉

つくし‐かん筑紫館‥クワン 古代、外客を接待するために筑紫に設けた宿舎。後の鴻臚館こうろかん⇒つくし【筑紫】

つくし‐ぐし【筑紫櫛】🔗🔉

つくし‐ぐし筑紫櫛】 筑紫から産出した櫛。拾遺和歌集「―さしてみるべき程を知らねば」 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐ぐら【筑紫鞍】🔗🔉

つくし‐ぐら筑紫鞍】 木が厚くて山形の高い鞍。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐こいし【筑紫恋し】‥コヒシ🔗🔉

つくし‐こいし筑紫恋し‥コヒシ 〔動〕ツクツクボウシの異称。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐ごと【筑紫箏】🔗🔉

つくし‐ごと筑紫箏】 筑紫の善導寺(今の久留米市内)の僧賢順が室町時代末に大成した箏伴奏による歌曲。また、それに使用した楽器。寺院雅楽に始まり、近世箏曲の母体となった。雅楽の楽箏に対して、八橋検校以後の俗箏を指すこともある。筑紫流箏曲。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐じ【筑紫路】‥ヂ🔗🔉

つくし‐じ筑紫路‥ヂ 筑紫へ行く道。また、筑紫の中の国々。 ⇒つくし【筑紫】

つくし‐じろう【筑紫次郎】‥ラウ🔗🔉

つくし‐じろう筑紫次郎‥ラウ 筑後川の別称。→坂東太郎→四国三郎⇒つくし【筑紫】

広辞苑 ページ 13113