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つくり‐ひげ【作り髭】🔗🔉

つくり‐ひげ作り髭】 ①髭のない人が髭のあるように見せかけるためにつける、毛で作ったひげ。つけひげ。かけひげ。 ②江戸時代、松脂と蝋をまぜたものをつけ、上にひねりあげた髭。 ③墨でえがいた髭。特に奴やっこなどが威厳を作るために、墨・紙などでつけた髭。好色一代女2「―の奴に草履持たすなど」 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐びたい【作り額】‥ビタヒ🔗🔉

つくり‐びたい作り額‥ビタヒ 額髪を剃りまたは抜きなどして、形よく作ったひたい。 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐びと【作り人】🔗🔉

つくり‐びと作り人】 作った人。作者。また、作人さくにん。枕草子195「物語などこそ、あしう書きなしつれば、いふかひなく、―さへいとほしけれ」 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐ぶみ【作り文】🔗🔉

つくり‐ぶみ作り文】 にせ手紙。傾城禁短気「―を女郎へ渡す時、披ひらいて読んで見て」 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐ぼとけ【作り仏】🔗🔉

つくり‐ぼとけ作り仏】 木や石などで造った仏像。枕草子88「―のもくゑ」 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐まなこ【作り眼】🔗🔉

つくり‐まなこ作り眼】 ①わざとおそろしい目つきをすること。つくりめ。太平記39「臂を張り―する者にてぞあるらんと覚えたる武士」 ②色目を使うこと。浮世草子、新可笑記「―して召使ひの女などに言葉やさしくかけて」 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐まゆ【作り眉】🔗🔉

つくり‐まゆ作り眉】 既婚の女性が眉を剃り、眉掃まゆはきに墨をつけて眉の形をえがくこと。また、そのえがいた眉。 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐み【作り身】🔗🔉

つくり‐み作り身】 ①切った魚肉。魚のきりみ。 ②(関西で)さしみ。つくり。 ⇒つくり【作り・造り】

つくり‐みず【作り水】‥ミヅ🔗🔉

つくり‐みず作り水‥ミヅ 一度わかして冷ました水。湯ざまし。 ⇒つくり【作り・造り】

広辞苑 ページ 13131