複数辞典一括検索+

いと‐でんわ【糸電話】🔗🔉

いと‐でんわ糸電話】 玩具の一つ。2本の筒の片面を薄い紙でふさぎ、その面どうしをつないだ糸で音声の振動を伝えて通話するもの。また、その遊び。

いとど🔗🔉

いとど 昆虫カマドウマの異称。〈[季]秋〉。猿蓑「あまのやは小海老にまじる―かな」(芭蕉)

いとど🔗🔉

いとど 〔副〕 (イトイトの転) ①いよいよ。ますます。さらにいっそう。古今和歌集「―深草野とやなりなむ」 ②(いっそう甚だしい別の事態が加わることを示す)その上さらに。さもなくても…なのに、なお。蜻蛉日記「胸さけてこそなげくらめ、ましてや秋の風吹けば…―目さへやあはざらば」。狂言、鈍根草「―鈍な奴めが茗荷を食ひ、いよいよ鈍になつて」

い‐とど・く【居届く】ヰ‥🔗🔉

い‐とど・く居届くヰ‥ 〔自四〕 ある所に根強く居つづける。居通す。〈日葡辞書〉

いと‐どこ【糸床】🔗🔉

いと‐どこ糸床(→)「いときり」2に同じ。

いと‐どころ【糸所】🔗🔉

いと‐どころ糸所】 律令制で、縫殿寮ぬいどののつかさの別所。采女町の北にあった。正月の卯槌うづちや端午の節句の薬玉くすだまなどもこしらえた。

いと‐とじ【糸綴じ】‥トヂ🔗🔉

いと‐とじ糸綴じ‥トヂ 製本で、ページ順に揃えた折丁を糸で綴じ合わせること。糸かがり。

いとど・し🔗🔉

いとど・し 〔形シク〕 いよいよ甚だしい。伊勢物語「―・しく過ぎ行く方の恋しきに」

いと‐とり【糸取り】🔗🔉

いと‐とり糸取り】 ①(→)「いとくり」1に同じ。 ②遊戯の名。あやとり。

いと‐とんぼ【糸蜻蛉・豆娘】🔗🔉

いと‐とんぼ糸蜻蛉・豆娘】 イトトンボ亜目のトンボの総称。普通のトンボより小形で、体は細く、静止時は翅を背上に合わせる。池沼の草むらに多い。トウスミトンボ。トウセミ。灯心蜻蛉。〈[季]夏〉 ベニイトトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション ルリイトトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション キイトトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション

いど‐ながし【井戸流し】ヰ‥🔗🔉

いど‐ながし井戸流しヰ‥ 井戸ばたに設けたながし。

いと‐な・し【暇無し】🔗🔉

いと‐な・し暇無し】 〔形ク〕 休むひまがない。いそがしい。後拾遺和歌集「―・く今日は花をこそ見れ」

広辞苑 ページ 1320