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いと‐なます【糸膾】🔗🔉

いと‐なます糸膾】 大根・人参を繊切せんぎりにし、細長く切った魚の身を混ぜて、三杯酢などであえた料理。

いとなみ【営み】🔗🔉

いとなみ営み】 ①いとなむこと。つとめ。しごと。性交を意味することもある。源氏物語薄雲「おほやけ、わたくしの―」。「夫婦の―」 ②世渡りの仕事。生業。狂言、苞山伏「まことに、我等ていの―と申すものは」。「日々の―」 ③仏道のつとめ。源氏物語賢木「このかたの―は」。平家物語9「供仏施僧くぶつせそうの―もあるべかりしかども」 ⇒いとなみ‐の‐ひ【営みの火】

いとなみ‐の‐ひ【営みの火】🔗🔉

いとなみ‐の‐ひ営みの火】 炊事や仕事をするために焚く火。平家物語5「―のみえけるを」 ⇒いとなみ【営み】

いとな・む【営む】🔗🔉

いとな・む営む】 〔他五〕 (イトナ(暇無)シの語幹に動詞を作る語尾ムの付いたもの) ①忙しく仕事をする。せっせと務める。源氏物語「あけくれ、書きよみ、―・みおはす」。「社会生活を―・む」 ②生活のために仕事をする。職業としてする。経営する。日本霊異記「産業なりわいを―・み造る」。「美容院を―・む」 ③(行事・食事などの)準備をする。調製する。平家物語11「―・む様にて舟に物の具いれ」。宇治拾遺物語15「食物、下人どもに―・ませず」 ④神事・仏事をおこなう。日葡辞書「ブツジヲイトナム」。「法要を―・む」

いと‐にしき【糸錦】🔗🔉

いと‐にしき糸錦】 経たて三枚綾地に、数種の色糸による緯よこ六枚綾や浮織によって文様を表す織物。京都・桐生を主産地とし、主に女帯地に用いる。

いど‐の‐かみ【井戸の神】ヰ‥🔗🔉

いど‐の‐かみ井戸の神ヰ‥ 井戸の守護神。生井いくい・栄井さくい・綱長井つながいの類。

いと‐のき‐て🔗🔉

いと‐のき‐て 〔副〕 (「のき」は除くの意)さらに加えて。とりわけ。万葉集5「―短き物を端截るといへるが如く」

いと‐の‐くつ【糸鞋】🔗🔉

いと‐の‐くつ糸鞋⇒しがい。〈倭名類聚鈔12

広辞苑 ページ 1321