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つぶ‐ぞろい【粒揃い】‥ゾロヒ🔗🔉

つぶ‐ぞろい粒揃い‥ゾロヒ 多くの物や人が揃ってすぐれていて、見劣りするものが混じっていないこと。「―の新入社員」

つぶ‐た・つ【粒立つ】🔗🔉

つぶ‐た・つ粒立つ】 〔自五〕 多くの粒になって現れ出る。あわだつ。古事記「其の海水の―・つ時」

つぶ‐つぶ🔗🔉

つぶ‐つぶ ①動悸がするさま。どきどき。源氏物語野分「胸―と鳴るここちするも」 ②物を切ったり刺したり縫ったりなどする時の間隔のあらいさま。ぶつぶつ。宇津保物語俊蔭「その針を…御したがひのおくびに―と半なから縫ひつけて」 ③不平を言うさま。ぶつぶつ。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「帳を読ませて算盤の―言やんな喧しい」

つぶ‐つぶ【円円】🔗🔉

つぶ‐つぶ円円】 まるまると肥えたさま。源氏物語空蝉「いと白うをかしげに―と肥えて」

つぶ‐つぶ【委曲】🔗🔉

つぶ‐つぶ委曲】 十分でもらすことのないさま。つまびらかなさま。こまかなさま。蜻蛉日記「いかで―といひ知らする物にもがなと」→つぶと

つぶ‐つぶ【粒粒】🔗🔉

つぶ‐つぶ粒粒】 ①つぶ立つさま。小さい粒や泡の多くおこっているさま。また、その一つ一つ。宇津保物語国譲中「―と泣き給ふを」。「―ができる」 ②文字をすらすらと続けないで、放ち書きに書くさま。源氏物語橋姫「―とあやしき鳥の跡のやうに書きて」 ⇒つぶつぶ‐がき【粒粒書き】

つぶて【飛礫・礫】🔗🔉

つぶて飛礫・礫】 小石を投げること。また、その小石。たぶて。宇津保物語蔵開中「かかる―どもして方々にぞ打たせ給へるに」。日葡辞書「カネヲツブテニウツ」 ⇒つぶて‐うち【飛礫打ち】 ⇒つぶて‐もじ【飛礫文字】

つぶて‐うち【飛礫打ち】🔗🔉

つぶて‐うち飛礫打ち】 小石を投げつけること。いしうち。 ⇒つぶて【飛礫・礫】

広辞苑 ページ 13221