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つぼ・む【窄む】🔗🔉

つぼ・む窄む】 [一]〔自五〕 (「つぼ(壺)」を活用させた語) ①狭く小さくなる。すぼむ。「ハスの花が―・む」「口の―・んだ瓶」 ②狭い所にこもる。小さくなる。浄瑠璃、博多小女郎波枕「一所に―・む談合で」 ③分散しているものが集まりかたまる。日葡辞書「ニンジュ(人数)ガツボム」 [二]〔他下二〕 ⇒つぼめる(下一)

つぼ・む【蕾む】🔗🔉

つぼ・む蕾む】 〔自四〕 つぼみになる。つぼみを持つ。源氏物語竹河「若木の梅、心もとなく―・みて」

つぼ‐むし【壺虫】🔗🔉

つぼ‐むし壺虫】 疥癬かいせんの小虫。日葡辞書「ツボムシガク(食)ウ」

つぼ‐むすび【壺結び】🔗🔉

つぼ‐むすび壺結び】 紐の結び方。結び上がりが壺形を成すもの。

つぼ・める【窄める】🔗🔉

つぼ・める窄める】 〔他下一〕[文]つぼ・む(下二) つぼまるようにする。すぼめる。「口を―・める」

つぼ‐や【壺屋】🔗🔉

つぼ‐や壺屋】 ①主家おもやに付属して建てた物置に類する家。今昔物語集17「然るべき―一壺に畳を敷きて給へ」 ②南九州の陶業地で、陶業場の称。沖縄県那覇市にも地名として残る。 ③壺屋紙の略。 ⇒つぼや‐がみ【壺屋紙】 ⇒つぼや‐やき【壺屋焼】

つぼ‐やか【窄やか】🔗🔉

つぼ‐やか窄やか】 つぼんださま。

つぼや‐がみ【壺屋紙】🔗🔉

つぼや‐がみ壺屋紙】 三重県から産した加工油紙で、煙草入れ袋用。1684年(貞享1)に堀木忠次郎が創製、元禄年間に壺屋清兵衛が煙草入れ袋にして売り出し著名になる。 ⇒つぼ‐や【壺屋】

つぼ‐やき【壺焼】🔗🔉

つぼ‐やき壺焼】 ①壺に入れて焼くこと。 ②「さざえの壺焼」の略。〈[季]春〉 ⇒つぼやき‐いも【壺焼芋】 ⇒つぼやき‐しお【壺焼塩】 ⇒つぼやき‐ほう【壺焼法】

つぼやき‐いも【壺焼芋】🔗🔉

つぼやき‐いも壺焼芋】 サツマイモを大きな壺に入れて蒸焼きにしたもの。 ⇒つぼ‐やき【壺焼】

つぼやき‐しお【壺焼塩】‥シホ🔗🔉

つぼやき‐しお壺焼塩‥シホ 素焼すやきの壺に入れて焼いた固形の塩。 ⇒つぼ‐やき【壺焼】

広辞苑 ページ 13234