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つ・む【積む】🔗🔉

つ・む積む】 [一]〔他五〕 ①同質のものをその上その上へとうずたかく重ねおく。宇津保物語祭使「文机にむかひて、文どもめぐりに山の如く―・みて」。「石を―・む」 ②物事をたび重ねる。万葉集9「長き日に思ひ―・みこし憂はやみぬ」。源氏物語須磨「年ふるあまもなげきをぞ―・む」。日葡辞書「ゼンノコウヲツム」。「苦労を―・む」 ③船・車などに、荷を載せる。宇津保物語藤原君「銭・絹・米、車に―・みて出したて給ひ」 ④集めたくわえる。ためる。皇極紀「庫つわものぐらを起てて箭を儲む」。「巨万の富を―・む」 ⑤金を沢山出す。「契約金を―・む」 [二]〔自五〕 次第に高く重なる。たまる。つもる。万葉集19「降る雪の千重に―・めこそわが立ちかてね」。「降り―・む雪」

つむがり‐の‐たち【都牟刈の太刀】🔗🔉

つむがり‐の‐たち都牟刈の太刀】 未詳。一説に、切れ味のよい太刀をほめていう語。草薙剣のこと。古事記「刺し割きて見たまへば―在り」

つむぎ【鶫】🔗🔉

つむぎ】 「つぐみ」の転。

つむぎ‐いと【紬糸】🔗🔉

つむぎ‐いと紬糸】 屑繭くずまゆまたは真綿をつむいで、よりをかけた絹糸。 ⇒つむぎ【紡ぎ・紬】

広辞苑 ページ 13254