複数辞典一括検索+

つみ‐やぐ【積夜具】🔗🔉

つみ‐やぐ積夜具】 ①積みかさねた夜具。 ②江戸吉原などで、客が遊女となじみになったしるしに纏頭はなとしておくった新調の夜具を店先に積み重ねるもの。

つみ‐ゆみ【柘弓】🔗🔉

つみ‐ゆみ柘弓】 ヤマグワでつくった弓。三代実録33「備中国―百枝」

つみれ【摘入・抓入】🔗🔉

つみれ摘入・抓入】 (ツミイレの約)魚の擂り身に卵・小麦粉・塩などを加えてすり合わせ、少しずつすくい取り、ゆでたもの。鍋の具や汁の実とする。

つみ‐わた【摘み綿】🔗🔉

つみ‐わた摘み綿】 真綿を摘みひろげたもの。小袖の綿入などに入れる。世間胸算用5「伝馬町の―、三吉野の雪のあけぼのの山々」 ○罪を着せるつみをきせる 罪のない人に罪をおしつける。 ⇒つみ【罪】 ○罪を悪んで人を悪まずつみをにくんでひとをにくまず 犯した罪は罪としてにくむべきものだが、その罪を犯した人までもにくんではならない。 ⇒つみ【罪】

つむ【舶】🔗🔉

つむ】 大きな船。推古紀「―を造らしむ」

つむ【錘・紡錘】🔗🔉

つむ錘・紡錘】 ①糸巻などの心棒。 ②糸をつむぐ機械の付属具。太い針状の鉄棒で、これに管を差し込んで回転させ、撚りをかけながら糸を巻くもの。緒巻おまき。 錘 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

つ・む🔗🔉

つ・む 〔他四〕 前歯でかむ。かじる。一説に、つまんで食べる。枕草子45「さやうに髭がちなる男の、椎―・みたる」。日葡辞書「マメナドヲツム」

つ・む【集む】🔗🔉

つ・む集む】 〔他下二〕 あつめる。拾遺和歌集「深山木を朝な夕なにこり―・めて」

つ・む【詰む】🔗🔉

つ・む詰む】 [一]〔自五〕 ①つかえて通じない。つまる。玉塵抄14「義理の―・みふさがつて心得にくいとどこほつたを」 ②行きつく。終わる。本朝桜陰比事「この分にてもせんぎ―・みがたし」 ③密で隙間がなくなる。玉塵抄27「熅、鬱烟なり。雲烟の気の―・んであつい心ぞ」。「布目の―・んだ織物」 ④将棋で、駒の逃げ場がなくなる。また、王将の逃げ場がなくなり負ける。「金打ちで―・む」 [二]〔自他下二〕 ⇒つめる(下一)

広辞苑 ページ 13253