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つる‐の‐はし【鶴の嘴】🔗🔉

つる‐の‐はし鶴の嘴⇒つるはし

つる‐の‐はやし【鶴の林】🔗🔉

つる‐の‐はやし鶴の林】 「鶴林かくりん」の訓読。栄華物語「鷲の峰には思ひ現はれ、―には声絶えて」

つる‐の‐ひこ【鶴の彦】🔗🔉

つる‐の‐ひこ鶴の彦】 やしゃご。玄孫。鶴の子。

つる‐の‐ひとこえ【鶴の一声】‥コヱ🔗🔉

つる‐の‐ひとこえ鶴の一声‥コヱ 権威者・有力者などの、衆人を威圧し、否応なく従わせる一言。「雀の千声」と対にしてもいう。

つる‐の‐ほうちょう【鶴の庖丁】‥ハウチヤウ🔗🔉

つる‐の‐ほうちょう鶴の庖丁‥ハウチヤウ 江戸時代、正月17日(のち19日)に将軍から献上した鶴を清涼殿で調理する儀式。御厨子所みずしどころの料理人が衣冠を着けて料理し、天皇に供した。

つる‐の‐まる【鶴丸】🔗🔉

つる‐の‐まる鶴丸】 紋所の名。鶴紋の一種で、翼を拡げた鶴を円形に描いたもの。 鶴丸

つる‐はぎ【鶴脛】🔗🔉

つる‐はぎ鶴脛】 衣の丈が短くて、脛が長くあらわれていること。宇津保物語吹上下「継の布のわわけたる―に着て」

つる‐はし【鶴嘴】🔗🔉

つる‐はし鶴嘴】 堅い土砂などを掘削するのに用いる工具。鉄製で両先端をとがった鶴のくちばしのようにつくり、中央部に柄をつけたもの。つるのはし。

つる‐はじき【弦弾き】🔗🔉

つる‐はじき弦弾き(→)弓懸ゆがけに同じ。

つる‐ばしり【弦走り】🔗🔉

つる‐ばしり弦走り】 ①弓にかけた弦が自然に切れること。 ②大鎧おおよろいの胴の胸腹部正面の、染革で包んだ所。保元物語(金刀比羅本)「弦切、―、障子の板、脇立の上、ここを射よと鞭の先にて打ち叩いて」→大鎧(図) ○鶴は千年亀は万年つるはせんねんかめはまんねん (鶴や亀を神秘化した中国神仙譚から出た語)寿命が長くめでたいことにいう。 ⇒つる【鶴】

つるばみ【橡】🔗🔉

つるばみ】 (古くはツルハミ) ①クヌギの古名。〈倭名類聚鈔14〉 ②どんぐりの梂かさを煮た汁で染めた色。黒染色。にびいろ。万葉集7「―の衣きぬは人皆ことなしと」 ③(2の色に似るからいう)平安中頃から、四位以上の人の袍の色。堀河百首「―の衣の色はかはらねど」 ④藤衣ふじごろもの色。喪服の色。源氏物語夕霧「―の喪服もきぬ一かさね、小袿こうちき着たり」

広辞苑 ページ 13300