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つわ‐もの【兵】ツハモノ🔗🔉

つわ‐ものツハモノ ①戦争に用いる器具。武器。兵器。法華経玄賛平安中期点「即ち四の仗ツハモノを執る」 ②武器をとり戦争に加わる人。兵士。武士。垂仁紀「―を発つかわして」。源氏物語玉鬘「勢いかめしき―ありけり」。「夏草や―どもが夢の跡」(芭蕉) ③剛健な人。また比喩的に、その方面で手腕を振るう人。猛者もさ。「ふる―」「なかなかの―」 ⇒つわもの‐ぐら【兵庫】 ⇒つわもの‐だ・つ【兵だつ】 ⇒つわものつくり‐の‐つかさ【造兵司】 ⇒つわものとねり‐の‐つかさ【兵衛府】 ⇒つわもの‐の‐つかさ【兵司】 ⇒つわもの‐の‐みち【兵の道】 ⇒つわもの‐の‐よそおい【兵装】 ⇒つわもの‐ぶね【兵船】

つわもの‐ぐら【兵庫】ツハモノ‥🔗🔉

つわもの‐ぐら兵庫ツハモノ‥ 武器を蔵するくら。武器庫。ひょうご。皇極紀「門の傍ほとりに―を作る」 ⇒つわ‐もの【兵】

つわもの‐だ・つ【兵だつ】ツハモノ‥🔗🔉

つわもの‐だ・つ兵だつツハモノ‥ 〔自下二〕 勇者らしくふるまう。つわものぶる。宇治拾遺物語9「くうすけといひて―・つる法師ありき」 ⇒つわ‐もの【兵】

つわものつくり‐の‐つかさ【造兵司】ツハモノ‥🔗🔉

つわものつくり‐の‐つかさ造兵司ツハモノ‥ 律令制で、兵部ひょうぶ省に属し、兵器の製造、鍛戸など雑工戸ぞうくこの管理をつかさどった役所。896年(寛平8)兵庫寮に合併。 ⇒つわ‐もの【兵】

つわものとねり‐の‐つかさ【兵衛府】ツハモノ‥🔗🔉

つわものとねり‐の‐つかさ兵衛府ツハモノ‥ ⇒ひょうえふ⇒つわ‐もの【兵】

広辞苑 ページ 13310