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であ🔗🔉

であ 〔助動〕 「である」の転。室町時代の天草本に多く見え、のちの「ぢゃ」や「だ」に移る過渡的な形。天草本伊曾保物語「重罪に付せうずること―」

て‐あい【手合】‥アヒ🔗🔉

て‐あい手合‥アヒ ①相手。特に、てごろな相手。好色一代男5「新町に―を拵へ」 ②連中。なかま。たぐい。同類。多く、軽んじていう。浮世風呂「この―の将棋は」。「ろくな―ではない」 ③勝負を試みること。てあわせ。日葡辞書「テアイノカッセン」 ④囲碁・将棋で、対局。「大―」 ⑤勝負事で、うでまえ。狂言、蚊相撲「さうあれば―を見るため身共が取らうか」 ⇒てあい‐わり【手合割】

で‐あい【出合い・出会い】‥アヒ🔗🔉

で‐あい出合い・出会い‥アヒ ①であうこと。めぐりあうこと。また、川などの合流する所。狂言、饅頭「一段の―ぢや」 ②知り合い。交際。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「四十年来のお―ゆゑ、わがままから起る事でござる」 ③男女の密会。 ④連歌・俳諧で、連衆れんじゅが順序を定めないで、出来次第に付けること。狂言、千切木「其儀ならば―に致しませう」 ⑤双方の言い値が一致して売買契約のできること。「―がつく」 ⇒であい‐おんな【出合女】 ⇒であい‐がしら【出合い頭】 ⇒であい‐そうば【出合相場】 ⇒であい‐ぢゃや【出合茶屋】 ⇒であい‐ちゅうもん【出合注文】 ⇒であい‐づま【出合妻】 ⇒であい‐びょうし【出合い拍子】 ⇒であい‐ぼうえき【出会貿易】 ⇒であい‐やど【出合宿】

広辞苑 ページ 13319